逃走劇ホラーアドベンチャー『Outlast』の開発が明日に“何か”の発表を示唆、続編のディテールがついに公開か

『Outlast』の開発として知られるカナダ・モントリオールのスタジオRed Barrels Gamesは、TwitterやFacebook上にて明日なんらかの発表をすることを示唆した。

『Outlast』の開発を手がけたカナダ・モントリオールのスタジオRed Barrels Gamesは、TwitterやFacebook上にて明日“何か”の発表をすることを示唆した。「Tomorrow.」とのメッセージが記されたイメージが公開されており、あわせてRed Barresの公式サイトもリダイレクトでティーザーページへと飛ばされる仕様に変更されている。

逃走劇ホラー、続編の詳細が公開か

『Outlast』は2013年9月にリリースされた一人称視点のホラーアドベンチャーゲームだ。プレイヤーはフリージャーナリストのMiles Upshurとなり、コロラドの山奥にあるMount Massive精神病院にて繰り広げられていた恐怖の人体実験を調査することになる。「敵からの逃走」にフォーカスしたゲームデザインが特徴で、侵入者を発見した敵はどこまでも追跡してくるため、プレイヤーは様々な隠れ場所や迂回ルートを駆使して逃げ続けなければならない。当初PCのみでリリースされていた『Outlast』は人気を博し、後にPS4版とXbox One版が発売。前日譚を描くDLC「Outlast: Whistleblower」も配信されている。

すでに『Outlast』の続編の存在は、去年10月の海外メディアBloody Disgustingのインタビューのなかで明らかにされている。スタジオ創設メンバーの一人Philippe Morin氏は当時、続編の開発は2014年6月からすでに始動しており、初代『Outlast』と同じ世界観で異なるキャラクターが主役になる予定だと伝えていた。また、Mount Massive精神病院とは異なる場所が舞台となることも示唆している。

参考記事: 逃走劇サバイバルホラー『Outlast』の続編が開発中

ゲームに限った話ではないが、人気ホラー作品の続編発表とは喜ばしくありつつも不安も感じるものだ。『Dead Space』や『バイオハザード』、あるいは『サイレン2』など、ホラーゲームの続編がアクション要素へと傾倒する例は枚挙に暇がない。そもそも明日の発表が『Outlast 2』と決定したわけではないのだが、詳細を明らかにするのにハロウィーンはぴったりだろう。はたして本作がどのような舵取りをするのか、続報に注目したい。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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