倉庫労働ホラー『ORDER 13』Steam向けに発表。梱包・発送ノルマをこなしつつ生き延びる業務、倉庫の奥には“何か”が潜む

Cybernetic Walrusは1月21日、『ORDER 13』をSteam向けに発表した。本作は会社の倉庫で消費の出荷作業をおこないつつも、ホラー現象に遭遇するゲームとなるようだ。

デベロッパーのCybernetic Walrusは1月21日、ホラー出荷業務シミュレーションゲーム『ORDER 13』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。

本作は、とある会社の倉庫にて商品の出荷業務をおこなう作品だ。ただし、倉庫内には何らかの存在が潜んでおり、ホラー要素のあるゲームプレイとなる模様である。

『ORDER 13』にてプレイヤーは倉庫作業員となり、たった1人で出荷業務をこなす。小さなオフィスのPCにて商品の発注を受け、倉庫でその商品をピックアップし、そしてオフィスに戻り梱包して出荷するのだ。プレイヤーには1日のノルマが設定されており、それだけの数を出荷することが目標となる。

商品の注文が入ると、その商品が保管されている場所が指示される。倉庫内は薄暗く、懐中電灯で照らしながら、作業用ツールも使って商品を探すことになる。ノルマをこなすためかプレイヤーは時間に追われ、迅速かつ効率的に作業しなければならないという。そして商品を見つけるとオフィスへと持ち帰り、梱包して出荷する。段ボール箱を用意し、緩衝材と共に商品を詰め、伝票を貼り付けるなど所定の手順があり、もしミスすると給料が減らされてしまう。

そうして毎日のノルマをこなしお金を稼ぐことで、仕事に役立つアップグレードを購入可能。たとえば、出荷作業より速くおこなえるツールや、大量の注文をさばくための新たな手法、倉庫内で商品を探す作業を支援する高度なナビゲーションなどがあるとのこと。徐々に高まっていく会社からの要求に応えるため、こうしたアップグレードをおこなって対応するわけだ。

また、資金を消費することで、倉庫内のアクセスできるエリアも広がっていく。ただ、倉庫の奥へと進むほど不穏な雰囲気に。何らかの影が蠢き、不気味な音が近づいてくるという。トレイラーでは、床に血糊があったり、商品が勝手に棚から落ちたり、何者かの存在が垣間見えたりといったシーンがある。本作にてプレイヤーは、1日のノルマをこなすことを目指しつつ、その日のシフトが終わるまで生き延びることも目標になるとのこと。

このほか、主人公はオフィスにてかわいい猫を飼っており、プレイヤーは稼いだお金を使って、猫におもちゃを買い与えることもできる。商品の注文をさばくのと同じくらい、その小さな友達の幸せも大事とのこと。スクリーンショットでは猫のマークがついたゲージが確認でき、猫の何らかのステータスを管理する要素があるのかもしれない。

『ORDER 13』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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