うさぎオープンワールド『Adventure Forest: Rabbit Story』発表。もふもふウサギとなり、食べて寝て自然広がる世界を探索

Inspector Studiosは7月6日、『Adventure Forest: Rabbit Story』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。日本語表示にも対応するようだ。

デベロッパーのInspector Studiosは7月6日、オープンワールド・アドベンチャーゲーム『Adventure Forest: Rabbit Story』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。

本作は、ウサギとなって自然豊かな世界を冒険する作品だ。世界には一見美しい風景が広がっているが、嵐の影響で有毒なキノコがウサギたちの村に現れ、森の自然のバランスが崩れた状態にあるという。


『Adventure Forest: Rabbit Story』にてプレイヤーは一羽のウサギとなり、水を汚染し、動物たちの命を脅かす毒キノコの排除を目指す。そのためには森の精霊の力が必要だとされており、精霊を探すため世界を冒険することとなる。本作には、あわせて8つのミッションが収録され、それらを通じて精霊たちを村に呼び寄せることになるようだ。

ミッションの内容としては、嵐によって壊れた村の橋を修復したり、精霊のために魔法のポーションを集めたりといったものがあり、必要なアイテムを求めて周囲を探索することになる。アイテムの種類によってはショップで購入できるものもあり、お金はマップを探索するなかで宝箱などから獲得したり、不要なアイテムを売却したりして入手できる。

マップは、ウサギの村がある島を中心として広がっており、小さなウサギにとってはまずまず広大なものとなる模様。ウサギは水を泳ぐこともでき、それによって隠されたエリアを発見できることもあるという。また、ファストトラベル代わりとなるジャンプパッドや、村に直結したポータルが各所に配置されているようだ。


主人公のウサギには、エネルギーや空腹度、睡眠のステータスが存在し、プレイヤーはそれらを管理しながら冒険しなくてはならない。エネルギーはダッシュすると減少し、空腹度と睡眠は時間経過で減っていく。空腹度はエネルギーの回復に、睡眠はエネルギーを回復できるレベルに影響するようだ。マップ内には畑が点在しており、植えられたニンジンやトマト、スイカなどを食べることで腹を満たせる。食べ物の種類によって回復量が異なるそうだ。また、村の家に帰ると眠ることが可能。ショップで追加の家を購入することもできる。

このほか、主人公のウサギのカスタマイズ要素も存在する。目や頭、胴体など体の各部位の大きさを調節して、好みのスタイルにすることができる。また、ショップで追加のウサギをアンロックすると、別の毛の色のウサギでプレイ可能。あわせて4羽アンロックでき、それぞれ毛の色だけでなく独自の特性も備わっているそうだ。


本作の開発元Inspector Studiosは、トルコに拠点を置くYusuf Islam Seyhan氏とSamet Acar氏によるチーム。これまでには、さまざまなジャンルのカジュアルな作品を多数手がけており、本作も比較的シンプルなゲーム内容となるようだ。一方で、ウサギを主人公とするかわいい雰囲気は従来なかった作風。ピョコピョコと駆けたり、時折顔を洗うような仕草をしたり、またモフモフの毛並みなど、ウサギらしい表現にこだわって制作していることがうかがえる。

『Adventure Forest: Rabbit Story』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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