人気嘘つきギャンブル対戦ゲーム『Liar’s Bar』大型アプデで新モード「Liar’s Deck 2」実装。さらに高まるリスクと、激化するかけ引き

デベロッパーのCurve Animationは3月13日、マルチプレイテーブルゲーム『Liar’s Bar』のPC(Steam)版向けに大型アップデートを配信した。本作は現在早期アクセス配信中。
本作は、最大4人でのオンライン対戦を楽しめるテーブルゲームだ。ブラフを駆使することが前提の心理戦が繰り広げられ、負けたプレイヤーには最終的に死が待っている。
『Liar’s Bar』には、現時点ではトランプを使う「Liar’s Deck」と、サイコロを使う「Liar’s Dice」という2種類のゲームが収録され、それぞれにルールのバリエーションが複数用意。プレイヤーは、さまざまな動物が擬人化されたキャラクターから自分のアバターを選択し、2〜4人で対戦する。
今回配信された大型アップデートでは、まず「Liar’s Deck 2」というゲームが追加された。基本はLiar’s Deckと同じで、各プレイヤーは手札から任意の絵札を選択し、順番に裏向けにテーブルに出していく。ラウンドごとに設定されるテーマと同じ絵札を出すことが求められるが、ブラフとして別の絵札を出すことも可能。各プレイヤーは相手のブラフを見抜くことを目指し、嘘が見破られた、あるいは指摘が間違っていたプレイヤーは、リボルバーでロシアンルーレットをおこなわなければならない。
Liar’s Deck 2ならではの要素としては、ロシアンルーレットが実行されても次のラウンドに移行せず、全員がカードを使い切るまでプレイが続くことが挙げられる。また「Devil’s Deal」と呼ばれるシステムも導入。これは、カードを切ったりブラフを指摘したりする手番におけるもうひとつの選択肢で、コールしてテーブルに出された直近4枚のカードがすべてテーマ絵札だった場合、ほかの全員がロシアンルーレットをおこなう。このほか「Joker Round」という、配られるテーマ絵札の枚数が少ないリスキーなラウンドが発生することもある。
アップデートではほかにも、アバター用キャラクターとしてイノシシの「Tusk」とトラの「Ejder」が追加。ステージ環境についても、中国風の「Fengdu Bar」が追加された。さらに、キャラクターの見た目を変えられるストアが導入。現時点では既存キャラクターについて、いくつかのテーマの衣装が無料で選択可能だ。また、キャラクターのエモートやBGMの追加もおこなわれている。

『Liar’s Bar』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。また、今回のアップデートの対象ではないがAndroid版も配信中。Android版は、今のところLiar’s Deckのみがプレイできる内容となっており、PC版とは別にアップデートされていく模様である。