バックルーム系ローグライクシューター『ODDCORE』好評発進。レトロ銃片手に敵を殲滅、恍惚悪夢トリップ体験

Scarecrow Artsは1月7日、ローグライクシューター『ODDCORE』の早期アクセスを開始した。

デベロッパーのScarecrow Artsは1月7日、ローグライクシューター『ODDCORE』の早期アクセスを開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は配信後、さっそく好評を博している。

本作は海外掲示板発祥のミーム「The Backrooms」を題材としたローグライクシューターだ。レトロな銃にカセットテープを挿入すると、プレイヤーは「ODDCORE」という奇妙な空間に潜り込んでしまう。プレイヤーは次々に出現する敵を倒しながら、可能な限り長く生き延びることを目指す。ステージは敵を殲滅することで進行し、ランダムに発生するイベントや特殊な仕掛けによって展開が変化する構造となっている。

敵を倒すことで得られる「Soul」は、本作における重要なリソースとなっている。Soulはプレイヤー自身の強化に使用できるほか、拠点へ帰還するためのポータルを生成する用途にも使われる。スタート時の制限時間は5分に設定されており、拠点に設置された時計にSoulを撃ち込むことで時間を延長することが可能だ。Soulは用途が多岐にわたるため、どの場面で消費するかの取捨選択が攻略の鍵となる。

また、武器やガジェットには複数の種類が用意されており、取得する装備の組み合わせによって戦い方が大きく変化する。重火器で正面突破を狙う構成だけでなく、グラップリングフックと釘バットを組み合わせた高機動型の戦い方や、“ヨーヨー”を連射する独特なビルドなど、多様な戦術が許容されている点も特徴だ。

さらに本作では、流れているBGMそのものがゲームルールに影響を与える「Track Mods」システムを採用。楽曲ごとに敵の挙動や難易度が変化するため、BGM選択が単なるオプションに留まらず、ゲームプレイ要素のひとつとして組み込まれている。

そんな本作は、2025年1月にデモ版を配信し高評価を獲得していた(関連記事)。今回リリースされた早期アクセス版では、13種の武器と10種の特殊なガジェット、70種以上のアイテムが登場。50種を超えるステージとそのバリエーション違いである「variants」に加え、20種以上の敵と5体のボスが実装されている。また、多くの報酬が用意されているというコインプッシャーやモグラ叩き的なミニゲーム、レベルエディターなども導入されている。

本作は1月7日に早期アクセスが開始され、Steamユーザーレビューは本稿執筆時点で55件中98%が好評とする「非常に好評」を獲得。レビュー数は少なめながら、数が増えれば「圧倒的に好評」も見えてくる高評価だ。

本作は蛍光色が目立つ鮮やかなビジュアルや、次から次へと現れる敵を殲滅していくスピード感が持ち味。ステージ内のノスタルジーと不安感が同居するビジュアルは、ノイズや低解像度のイメージを多用して悪夢的な世界を表現するアートジャンル「ウィアードコア(Weirdcore)」にインスパイアされたものだという。目まぐるしく変化する空間を高速で移動しながら戦闘を繰り返すプレイ感と相まって、独特の没入感を生み出している。

レビューではユニークなビジュアルや洗練されたゲームプレイが賞賛されているほか、混沌とした環境との相性がいいローファイなBGMも好評を得ている。総じて高い中毒性と完成度を併せ持つローグライクFPSとして楽しまれている様子だ。

『ODDCORE』の早期アクセス期間は約半年から1年を予定しており、正式版に向けて本作の持つ非現実的で不気味な雰囲気や、高速かつ緻密な銃撃戦をさらに拡張・改良していく方針が示されている。今後はリプレイ性を高める新たな「variants」や敵の追加、武器やアップグレードの拡充、奥深さや多様性を高める新機能の導入などが計画されているという。なお、早期アクセス終了後には価格改定も検討されている。

『ODDCORE』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。リリースを記念して、1月15日までは定価の20%オフの税込800円で購入可能だ。

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Yusuke Sonta
Yusuke Sonta

『Fallout 3』で海外ゲームに出会いました。自由度高めで世界観にどっぷり浸れるゲームを探して日々ウェイストランドをさまよっています。

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