多彩武器どつきあい対戦ゲーム『Nubs!』発表。高評価MOBA開発スタジオが、“閉鎖されてもめげずに再結集”して手がける渾身の一作


デベロッパーのRangatangは10月2日、Glowfish Interactiveと共同開発するマルチプレイ対戦ゲーム『Nubs!』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年配信予定。

本作は、人気2D MOBA『Awesomenauts』の開発元Ronimo Gamesが、もともと手がけていたとされる作品だ。同スタジオは2023年に閉鎖されており、その後元スタッフがRangatangを設立し、発表前だった本作のIPを買い取って開発を続けているのだという。


『Nubs!』は、最大5人でのローカル・オンラインマルチプレイに対応するアリーナバトルゲームだ。プレイヤーはNubと呼ばれるかわいいキャラクターとなり、地下遺跡のような環境のアリーナステージを舞台にバトルを繰り広げる。複数のゲームモードが収録され、最後まで生き残ることを目指したり、チーム戦をしたりといったモードが存在する模様である。

Nubには多種多様な見た目のキャラクターが用意され、武器も豊富に存在。公開されたトレイラーでは、剣や弓矢、ブーメランのほか、敵を凍らせる爆弾、炎を放つ魔法の杖などが確認できる。魚をブンブン振り回す様子もみられ、奇妙な武器も用意されるようだが、それぞれに戦略的なアドバンテージを得られる性能があるという。また、ステージ内にはさまざまなトラップも配置されるようだ。

このほか現時点で詳細は不明ながら、本作ではローグライト要素のある進行システムが採用。常に何らかのサプライズが待ち受ける、毎プレイ異なるゲーム体験になるそうだ。また、ハイテンポなゲームプレイも本作の特徴とのことである。


先述したとおり、本作の開発元Rangatangは、『Awesomenauts』などで知られるRonimo Gamesの閉鎖後、元スタッフが集結して設立された。『Awesomenauts』の権利をAtariが買収する一方で、Rangatangはまだ発表前だった本作『Nubs!』のIPを取得。そして、『Trifox』などを手がけた実績をもつGlowfish Interactiveと協力して開発を進め、当初よりさらに進化させているそうだ。

『Nubs!』は、PC(Steam)向けに2025年配信予定だ。