“非常に好評”まで持ち直した残酷美ハクスラARPG『ノーレスト フォー ザ ウィケッド』に「最大4人協力マルチ」がついに来る。来年1月22日の大型アプデで実装へ

Moon Studiosは12月19日、アクションRPG『No Rest for the Wicked(ノーレスト フォー ザ ウィケッド)』の協力マルチプレイ大型アップデート「Together」を、2026年1月22日に配信すると発表した。

Moon Studiosは12月19日、アクションRPG『No Rest for the Wicked(ノーレスト フォー ザ ウィケッド)』の協力マルチプレイ大型アップデート「Together」を、2026年1月22日に配信すると発表した。あわせて、同アップデートの内容を先行体験できるオープンベータテストを開始したことも明らかにしている。本テストはPC(Steam)版の購入者であれば誰でも参加可能だ。

『No Rest for the Wicked』は、『Ori and the Blind Forest(オリとくらやみの森)』や『Ori and the Will of the Wisps』で知られるMoon Studiosが手がけるダークファンタジー調のアクションRPGだ。重みのある操作感と立ち回りが問われる本格的なアクション、絵画のようなビジュアル表現を特徴とし、2024年4月より早期アクセス配信が開始されている。

本作のSteamユーザーレビューは、本稿執筆時点で約830件のうち83%が好評となっており、最近のレビューは「非常に好評」ステータスを獲得。ハクスラ要素のほか、スタミナの制限や手強いボス戦といった持ち味はソウルライク作品にもなぞらえられつつ評価を受けてきた。なお本作は早期アクセス開始当初には評価が割れる時期もあり、今年5月には本作を巡る評価や開発体制について話題となる出来事もあったものの、アップデートを重ねる中で改善が進められ、現在は完成度の高さを評価する声が目立つようになってきた(関連記事)。

そんな中、今回発表された「Together」アップデートでは、『No Rest for the Wicked』にオンライン協力マルチプレイ機能が実装される。Moon Studiosによれば、本アップデートは最大4人での協力マルチプレイに対応しており、複数のプレイヤーが同一の世界を共有しながらゲームを進行できるという。あわせて武器システムのアップデート、プレイヤー間で共有されるリソース、拠点となるHomestead要素などもまとめて導入されるようだ。いずれも単なる追加要素に留まらず、ゲーム全体の遊び方を広げる大規模な更新内容となるだろう。これらの要素は、開発者ライブ配信企画「Wicked Inside」にて紹介され、あわせて実際の協力プレイ映像も公開された。

またMoon Studiosは、「Together」アップデートの配信に先駆けてマルチプレイを体験できるオープンベータテストを開始している。期間は12月18日から12月22日までで、Steam版を購入しているユーザーが対象だ。なおベータテストは、通常版とは別に用意されたテスト専用のバージョンを使って実施されており、既存のセーブデータや進行状況に影響はないという。開発側は、本テストを最終調整と検証の場と位置づけており、協力プレイの手触りや安定性を確かめる機会として活用してほしいとしている。オープンベータを経て、どのような仕上がりになるのか、今後の動向に注目したい。

『No Rest for the Wicked』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。2026年1月6日までは30%オフの3234円(税込)で購入できる。

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Junya Shimizu
Junya Shimizu

ローグライクが大好きです。映画や海外ドラマも好きなので、常に時間に追われています。

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