和風ホラーゲーム『■■ノニラヤ』お経を収録するための「読経オーディション」を実施。本職の僧侶のみ応募可

ヘキサドライブは8月8日、現在開発中の『■■ノニラヤ』に関して、僧侶を対象とした「読経オーディション」を実施すると発表した。

デベロッパーのヘキサドライブは8月8日、現在開発中の『■■ノニラヤ』に関して、僧侶を対象とした「読経オーディション」を実施すると発表した。ゲーム内で流れるお経の収録に協力してもらう人物を選考するものとなる。

本作は、異界に取り残された子どもを帰路へ導く和風ホラーアドベンチャーゲームだ。PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに、今年第4四半期に配信予定。

『■■ノニラヤ』の主人公である子供の優丹(ゆに)は、ある寺でおこなわれた儀式の最中に意識を失い、冷たい冷蔵庫の中で目を覚ました。外の世界には寺のような構造物が存在し、誰かが手入れしているかのように整ってい流一方で、異形の怪物たちが徘徊。優丹には戦う術はなく、敵の放つ殺気を感じ取って攻撃を避けながら、家へと導くこととなる。

鎌倉時代の仏教観にインスパイアされて開発されているという本作では、冒頭シーンにて主人公の優丹と母親が何やら不気味な儀式のようなものに参加し、そこでお経が流れるという。とある内容の文章をサンスクリット語に置き換えた、完全オリジナルのお経とのこと。

そして、現時点では開発者が自身で収録した声が当てられているものの、本作には“プロのお経”を収録したいとして、今回「読経オーディション」が開催される運びとなった。

読経オーディションの応募条件は、僧籍を持つ本職の僧侶であることと、関西での収録が可能であること。ちなみに開発元ヘキサドライブの本社は大阪市浪速区に所在する。収録時期は9月頃を予定し、交通費は支給される。また歓迎条件として、YouTubeやブログ記事などの広報活動に、名前出しや顔出しなどで協力できることが挙げられている。報酬は10万円だ。

募集期間は8月31日23時59分まで。専用の応募フォームから、自己PRなどを記入して応募するかたちとなる。読経オーディションに関する問い合わせ先などを含め、詳しくは公式サイトの発表ページを確認してほしい。


『■■ノニラヤ』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに今年第4四半期に配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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