勘違いジャパン障害物レース『ニッポンマラソン2』体験版配信開始。最大4人マルチプレイ対応、妨害しあいながら日本風の街を激走

Onion Soup Interactiveは6月10日、マラソンレースゲーム『Nippon Marathon 2: Daijoubu』の体験版を配信した。体験版では「ドコハーバー」でのレースを楽しめる。

デベロッパーのOnion Soup Interactiveは6月10日、マラソンレースゲーム『Nippon Marathon 2: Daijoubu』の体験版を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。

本作は、障害物コースを走りゴールを目指すパーティーゲームだ。外国人による“勘違いジャパン”な要素満載で人気となった『Nippon Marathon(ニッポンマラソン)』の続編である。

『Nippon Marathon 2: Daijoubu』は、ソロプレイおよび最大4人でのローカルマルチプレイに対応。日本各地をモチーフにしたコースが用意され、4人での障害物競争をおこなう。プレイヤーキャラクターは、セーラー服おじさんのゼンベイや西堀さんなどが前作から参戦するほか、オリジナルキャラクターを作成することも可能だ。

日本の街中や施設内などを舞台にした各コースには、さまざまな障害物やギミックが配置。プレイヤーは、ジャンプやダイブなどのアクションも駆使して突破していく。また、道中では野菜や果物を入手でき、食べるとダッシュできるほか、アイテムとして使用することも可能。たとえば、バナナは踏むと転ぶ皮を設置でき、キュウリは振り回して武器に。パイナップルは、一定時間だけ浮くことができる風船になり、場所によってはショートカットに使える。

そうした対戦相手が使用したアイテムや、ステージのNPCなどによる妨害、あるいはちょっとしたミスによってすぐにすっ転ぶ物理システムが本作の特徴となっており、もどかしくも笑えるレースが展開される。

レースでは、大きく遅れをとった選手から一時的に脱落していく方式が採用され、最後まで残った選手がスターを獲得。その後チェックポイントから全員でレースを再開し、ゴールを目指すかたちとなる。そしてゴールすると、獲得したスターの数や使用アイテム、観客の人気度などから審査員がスコアを集計して、レースの勝者が決定する。人気度は、観客の側を通る際に手を振ることで上昇する仕組みだ。審査にはさまざまな要素が絡むが、スター獲得がもっとも大きくスコアに影響するため、誰よりも前を走ることは基本的に重要である。

今回配信された体験版では、チュートリアルやキャラクター作成、そして「ドコハーバー」ステージでのレースを楽しめる。マルチプレイも可能だ(Remote Play Together対応)。また、レース中の実況ボイスは英語と日本語から選択でき、英語はいわゆるカタカナ英語で、日本語はどこか片言で喋る。ちなみに、ドコハーバーは横浜をモチーフにしている様子であるが、マップでは近畿地方に位置している。

『Nippon Marathon 2: Daijoubu』の体験版は、PC(Steam)向けに配信中だ。また、製品版は2025年第2四半期に早期アクセス配信予定とされており、近日中にリリースされる模様である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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