Nintendo Switch 2のゲームカードも、舐めるとやっぱり苦い。任天堂が認める
Nintendo Switch 2向けゲームカードにも、舐めると吐き出したくなるような味のコーティングがなされているという。

Nintendo Switch 2向けゲームのパッケージ版では、前世代のNintendo Switchと同じく、ゲームカードという専用物理メディアにゲームデータが収録されて販売される。そのゲームカードには、舐めると吐き出したくなるような味のコーティングがなされているという。海外メディアGame Spotが報じている。
Nintendo Switch向けゲームカードには、デナトニウムベンゾエイトという苦味物質が塗布されていることが、公式サポートサイトにて公表されている。デナトニウムベンゾエイトは摂取しても健康に害はないが、強い苦味を感じることから、子供による誤飲を防止することを目的に、ゲームカードだけでなくさまざまな製品に使用されていることで知られる。

任天堂の企画制作部担当部長・堂田卓宏氏は海外メディアGame Spotの取材に対し、Nintendo Switch 2のゲームカードにおいても、誤飲のリスクを避けるため、口に含むと吐き出したくなるような味の物質でコーティングされていると説明。前世代のNintendo Switch向けゲームカードとまったく同じ仕様かどうかについては言及されていないが、同社企画制作部プロデューサーの河本浩一氏は、Nintendo Switchの開発時にゲームカードを舐めて“苦い”思いをした経験を同取材にて語っているため、同じように苦い味がするようだ。
ちなみに、Nintendo Switch 2向けゲームのパッケージ版においては、ゲームカードの代わりにキーカードが封入されて販売されるものもある予定。キーカードは、見た目はゲームカードのようであるがゲームデータは収録されておらず、ゲームを起動するための“キー(鍵)”のみが保存。ユーザーは、キーカードをNintendo Switch 2本体に挿入し、ゲームデータをダウンロードしてゲームをプレイする(関連記事)。おそらく、キーカードも舐めると苦い味がするものと考えられる。
Nintendo Switch 2は6月5日発売予定だ。