リメイク版『System Shock』の初となるスクリーンショットが公開、名作「Bio Shock」の源流となったサイバーパンクの一人称視点RPG
米国のデベロッパーNight Dive Studiosは、海外メディアPolygonを通じ、リメイク版『System Shock』の初となるスクリーンショットを公開した。『System Shock』は1994年にリリースされたサイバーパンクテーマの一人称視点RPGであり、名作『Bio Shock』の源流となったタイトルとしても知られている。初代『System Shock』はけっして知名度の高いタイトルではないが、このクオリティのリメイクが完成すれば、現代のプレイヤーからも興味を集めることができそうだ。
先日にもNight Dive Studiosは海外メディアからのインタビューを受け、『System Shock』のフランチャイズIPをすべて買収したことや、現在リメイク版の制作に取り組みつつあることを明らかにしていた。リメイク版をリリースするにはパブリッシャーとの対話が必要だと話していたNight Diveだが、スクリーンショットを見る限りでは、少なくともプロトタイプ版を各社に提示するぐらいのレベルまでは開発が進んでいるようだ。
なお今回の情報では、現時点でリメイク版『System Shock』がゲームエンジンに「Unity」を採用していることも明らかにされている。
『System Shock』は録音テープの再生やRPGとFPSを組み合わせるデザインなどを形作ったタイトルであり、『Bio Shock』を遊んできた現代のプレイヤーが触れることには十分な意義がある。そしてなによりも、『System Shock』が持つ退廃的なサイバーパンクの世界観は最高だ。今後リメイク版の続報が聞こえてくることに期待しておこう。