ナマコ協力マルチRTS『NAMAKORIUM(ナマコリウム)』無料体験版配信開始。最大4人協力プレイ対応、個性異なるナマコたちを指揮して汚れた海を大掃除

Polyscapeは10月14日、協力マルチプレイRTS『NAMAKORIUM(ナマコリウム)』の体験版を配信。本作はナマコを指揮し、汚染された海を綺麗にする、オンライン協力プレイ対応の作品だ。

国内デベロッパーのPolyscapeは10月14日、協力マルチプレイRTS『NAMAKORIUM(ナマコリウム)』の体験版を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam)。製品版は2026年1月に早期アクセス配信予定で、一足早く触れられる機会となる。

本作は、人類滅亡後の世界を舞台に、海の掃除屋とも呼ばれるナマコを指揮し、汚染された海を綺麗にする作品だ。最大4人でのオンライン協力プレイに対応する。

『NAMAKORIUM(ナマコリウム)』の世界では、人類が引き起こした深刻な海洋汚染により多くの種が消失し、人類も滅亡。一方で人類は、海洋汚染の後始末をナマコに託しており、コールドスリープから目を覚ましたナマコたちによる海洋大掃除作戦が始まる。

本作では、たくさんのナマコたちを指揮し、海底のステージに存在する汚染をすべて除染することを目指す。ナマコには、石灰の収集が得意な貝ナマコ、鉄鉱石の採掘に長けた鉄ナマコ、高温・低温を耐えられる炎ナマコ・氷ナマコなど、性質の異なるさまざまなタイプが存在。素材を採取したり、建物を建築したり、道を切り拓いたりなど、それぞれの特性を活かして役割分担させるのだ。

ナマコは食料を必要とし、食料が尽きるまでに除染を完了できるように、上手く段取りしないといけない。また除染作業中には、ナマコの成れの果てだという“オケガレ様”が出現することも。オケガレ様は体内に汚染を溜め込んでおり、食料を腐食させてしまうため、仲間たちと協力しての“合体ナマコキャノン”で撃退しよう。本作では、マップの構造から段取りを構築して遂行を目指しつつも、時に台無しになるわちゃわちゃドタバタプレイが特徴となる。

そして除染が進むとサンゴが芽吹き、光が差し、海は少しずつ鮮やかな色を取り戻していく。また、40種以上の実在あるいはファンタジーな造形の鑑賞生物がアンロックされ、海を回遊する。鑑賞生物は収集要素となっており、アップデートによる追加も計画されているそうだ。

今回配信された体験版には、「こてしらべの海」と「サンゴの台地」という難易度の異なる2種類のステージが収録。フレンドマッチにて、2〜4人でのオンライン協力プレイを楽しめる。ゲームをホストすると参加コードが発行されるため、それをフレンドなどと共有し、参加コードを使ってゲームに合流してもらい一緒にプレイする仕組みだ。開発元からは、「Discord」などを使ってボイスチャットをしながらプレイすることが推奨されている。

なお、製品版には見知らぬプレイヤーと一緒に遊べるランダムマッチ機能が実装される予定だ。このほか、体験版から製品版へのデータの引継ぎ要素はなし。本作の実況配信や動画投稿は大歓迎で、その収益化も可能とのことである。

『NAMAKORIUM(ナマコリウム)』は、PC(Steam)向けに2026年1月に早期アクセス配信予定。そして体験版は現在配信中だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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