ローグライク・バイクシューター『Motordoom』サバイバー系とスケボーゲーム風アクションの巧みな融合が受け大好評スタート。華麗に技を決めながらなぜか敵を撃ちまくる


デベロッパーのHobo Cat Gamesは8月3日、ローグライク・バイクシューター『Motordoom』を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は、さっそく高い評価を獲得している。

本作は、バイクで走行しながら銃でモンスターを倒すアクションゲーム。『Vampire Survivors』の流れを汲む、いわゆるサバイバー系ジャンルに位置付けられる。バイクでは、フリースタイルモトクロス競技のようなスタイルでさまざまなトリック(技)を決められることが特徴で、ゲームシステムにおいて重要な要素として組み込まれている。


『Motordoom』には、指定された目標をこなしていくキャリアモードや、敵と戦いボス撃破を目指すシングルランモード、死ぬまで終わらないエンドレスモードなどのゲームモードが収録。プレイヤーは多様な環境のアリーナステージを舞台に、バイクで走行しながら、銃を武器に多数現れるモンスターの群れを倒していく。

ステージは、レールやランプなどのオブジェクトが配置されたスケートパークのようになっており、プレイヤーはバイクにてトリックを決めることができる。操作システムはスケボーゲームの『Tony Hawk’s Pro Skater』とほぼ同じで、方向キーとボタン操作の組み合わせで、フリップトリックやグラブトリック、グラインド、マニュアル、ウォールライドなどを繰り出せる。

そうしたトリックや敵のキル、およびそれらのコンボでスコアを稼ぐとゲージが溜まり、満タンになると“悪魔からの贈り物”がランダムに3つ提示。銃やバイクの各種性能をアップさせたり、一定条件で特別な攻撃を発動させたりなどのアップグレードを獲得できる。そうして強化を重ねながらバトルを進めるのだ。このほか、バイクの基本性能アップなどのアンロック要素も用意されている。


本作は、PC(Steam)向けに8月3日に配信開始。それから5日ほど経った本稿執筆時点で、ユーザーレビューには約90件が投稿され、その内の実に100%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。まだ投稿数はそれほど多くはないものの、この調子でレビューが増えれば「圧倒的に好評」ステータスも狙える人気ぶりである。

レビューでは、サバイバー系のゲームプレイと、『Tony Hawk’s Pro Skater』風のエクストリームスポーツを組み合わせたアイデアや、それぞれの要素を巧みに融合させたシステム面が特に評価されている。ほかに『Mat Hoffman’s Pro BMX』や『Dave Mirra Freestyle BMX』といった懐かしい作品に言及する意見もあり、当時のビジュアルを再現したような本作のグラフィックや、ノリの良いBGMも好評のようだ。

『Motordoom』は、PC(Steam)向けに配信中だ。ゲーム内は日本語表示に対応し、体験版も配信されている。