故郷探索ミステリーアドベンチャーゲーム『Moon and Away』正式発表。日本風の街並みの故郷へ帰り、母が手紙で遺したものの謎を追う

デベロッパーのTimeless Inkは8月6日、物語主導型アドベンチャーゲーム『Moon and Away』を正式発表した。一人称視点にてプレイする物語主導型アドベンチャーゲームだ。

デベロッパーのTimeless Inkは8月6日、物語主導型アドベンチャーゲーム『Moon and Away』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年配信予定。

本作は、今年3月に『Echoes of You』というタイトルで披露されていた作品だ。今回正式タイトルが『Moon and Away』に決定し、ゲーム概要が公開された。

『Moon and Away』は、『Firewatch』や『Gone Home』『Dear Esther』『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと(What Remains of Edith Finch)』といった物語主導型アドベンチャーゲームのファンに向けて制作中だという。主人公は、Millieという名の女性だ。彼女は家出をしたのち、画家として成功を収めていた。そんなある日、疎遠になっていた母親から手紙が届いたことで、Millieは実家のある街に帰ることにする。そこで彼女は、ひとり親であった母親が既に亡くなっていることを知るのだった。

本作にてプレイヤーはMillieとなり、一人称視点にてプレイする。ノンリニアなゲームプレイが採用され、実家らしき家や街、あるいは森のような場所などを探索しながら物語を進めていく。プレイ状況にあわせたナレーションがあり、その声は未来からこの時点を振り返るMillieのものとのこと。公開されたトレイラーでは、街は日本風の環境であることがうかがえる。探索においては、オブジェクトにインタラクトしたり、アイテムを手に取って確認したりできるようだ。

 


Millieが母親の死を知ったのは、亡くなってから数か月も後のことだったという。本作ではその背景についてや、そもそも何故Millieは家出をしたのかといったことにも迫ることになるという。また、彼女の母親は何か謎めいたものを遺していたとされ、それを探し求めることが大きな目標のひとつとなる模様。そのなかでは、愛や希望、そして超自然的な現象にまつわるミステリーも描かれるとのこと。

『Moon and Away』は、PC(Steam)向けに2025年配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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