鉱石採掘メカアクション『Mining Merchant』発表。精錬や販売までこなす宝飾店経営、人気採掘ゲーム『Mining Mechs』のスピンオフ
Delayed Victoryは8月15日、『Mining Merchant』を発表し、ストアページを公開した。本作は人気採掘ゲーム『Mining Mechs』シリーズのスピンオフとして手がけられる、採掘アクション&宝飾店経営ゲームだ。

デベロッパーのDelayed Victoryは8月15日、採掘アクション『Mining Merchant』のストアページを公開した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストア表記によれば、ゲーム内の日本語表示にも対応予定。
『Mining Merchant』は、2Dで繰り広げられる地下採鉱アクションゲームだ。主人公は、ボロボロになった叔父さんの宝飾店を立て直すべく、昼は採鉱とアクセサリのクラフトに励み、夜は宝飾店で店舗経営をすることとなる。
本作は、Delayed Victoryが手がける『Mining Mechs』シリーズのスピンオフとして開発が進められており、地下で鉱石や宝石を採掘し、稼いだお金で採鉱用のメカを強化していくという点では、過去のシリーズ作品と同一の仕組みが用いられているようだ。前作までと比べると、これまでにはなかった「宝石店で売るための商品をクラフトして、店舗経営をする」という部分が最大の特徴になりそうだ。

本シリーズでは、土壌の硬さや埋まっている鉱石の種類などが異なる複数のマップを渡りながら、求められた鉱石を納品するクエストを進めていくのが常であった。そうして集まった資金と鉱石をもとに採鉱用のメカを強化したりアイテムを購入したりすると、移動・飛行速度や掘る速度が高くなったり、持ち運べる採掘品のキャパシティが増えたりして、より一層掘る効率が上昇するという仕組みだ。
この「掘る道具やアビリティを強化するために掘り、強化した道具でさらに掘る」という、シンプルさと地面をゴリゴリと掘り進んでいく感触が魅力としてユーザーからの高い評価を獲得。1作目の『Mining Mechs』、2作目の『Super Mining Mechs』はともにSteamのユーザーレビュー評価が「非常に好評」となっている。
一方、『Mining Merchant』では、昼夜という時間の概念と、鉱石や宝石を用いて売り物をクラフトすること、店舗経営シミュレーションの3つの要素が加わった。昼は地中を掘り進んでクラフトの素になりそうな鉱石類を掘り集め、売り物としての宝飾品をクラフトする。夜になったら宝飾店を開店して商売でお金を稼ぎ、お店に置くインテリアを購入するなどして店舗のアップグレードをしていくというものだ。また本作でも、集めた鉱石や資金のうち一部は、採鉱用メカの強化に用いる必要もありそうで、いかに資源管理をするかという部分ではさらなる工夫を求められる作りになっているのかもしれない。


本シリーズではオンラインのマルチプレイの楽しさもレビューで高評価を受けるポイントのひとつとなっており、本作でもソロ/マルチは選択可能であるようだ。現時点で最大人数までは明らかにされていないものの、今回もフレンドと一緒に鉱石集めをワイワイ楽しむことができそうだ。公式Discordサーバーでの開発者の発言によれば、マルチプレイ人数は最低でも4人以上を検討しているとのこと。また、トレイラーではこれまでには見たことのない挙動をするメカも見受けられ、前作まで同様メカバリエーションも楽しめそうだ。
『Mining Merchant』はPC(Steam)向けに配信予定。