記憶修復ミステリー『マインドダイバー』9月28日配信へ。記憶崩壊する被験者の“意識の海”にダイブ、封じられた悲劇を暴く
PLAYISMは9月16日、ミステリーアドベンチャーゲーム『Mind Diver / マインドダイバー』を9月28日に配信すると発表した。

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは9月16日、Indoor Sunglassesが手がけるミステリーアドベンチャーゲーム『Mind Diver / マインドダイバー』を9月28日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
本作は、マインドダイビングと呼ばれる試験的な技術を使い、怪事件の解決を目指す作品だ。被験者の意識の海であるマインドオーシャンを探索するという、独特なゲームプレイが特徴となる。

『Mind Diver / マインドダイバー』にてプレイヤーは、記憶障害を治療するマインドダイバーとなり、リナという名の女性の意識を調査する。彼女は、セバスチャンという人物と深く愛し合うカップルであったが、ある理由で関係は崩壊。そして彼女は記憶をなくし、セバスチャンは行方不明となってしまった。
リナの記憶は急速に崩壊しており、すでに肝心な部分が欠けた状態にある。そこでプレイヤーは、彼女の意識の海マインドオーシャンを探索し、残された記憶に触れて考察し補うものを見つけて、記憶を修復していく。そのためには、プライベートな会話を盗み聞きするなどし、隅々まで調べて手がかりを見つける必要があるという。


マインドダイビングを通じて記憶を修復することで、それまで見落とされていたものが判明し、リナの過去が次第に明らかになっていく。その中では、“不気味なパーティー”に隠された真実や、彼女の意識の奥深くにある“後悔”の部分に埋もれている悲劇について触れることになるそうだ。
本作は、『Return of the Obra Dinn』『Her Story』『The Case of the Golden Idol』といったゲームなどから影響を受けて制作されており、ゲーム内で記憶やアイテムを隅々まで調べてみると、そうした作品の情報が見つけられることもあるという。今回の発表にあわせて、『Return of the Obra Dinn』の開発者Lucas Pope氏は以下のようなコメントを寄せている。
「デモをプレイしたばかりですが、とても気に入りました。アートスタイルとビジュアルが圧倒的で、これだけの世界を構築し操作するために、開発者たちがどれほどの労力を費やしたか想像もつきません。さらに、ゲームシステムはしっかりと設計されており、謎解きも非常に魅力的です。『マインドダイバー』は間違いなく人を惹きつける作品です。」
本作は9月25日〜28日(一般公開日は9月27日・28日)に開催される東京ゲームショウ2025の、PLAYISMブース(Hall8・08-S03)にて試遊出展予定だ。試遊特典として、「マインドダイブするフローティングペン」がプレゼントされる。
『Mind Diver / マインドダイバー』は、PC(Steam)向けに9月28日配信予定だ。また、体験版が現在配信中である。