ネコ冥界お掃除メトロイドヴァニア『Crypt Custodian』8月28日配信へ。死後の世界でほうき片手に探索&バトル、“圧倒的に好評”空島メトロイドヴァニア開発者が贈る

インディー開発者のKyle Thompson氏は7月30日、『Crypt Custodian』を8月27日に配信すると発表した。冥界の清掃員を主人公とするメトロイドヴァニア・アクションゲームだ。

インディー開発者のKyle Thompson氏は7月30日、メトロイドヴァニア・アクションゲーム『Crypt Custodian』を8月27日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One。Steamストアページによると、日本では時差の関係で8月28日配信となるようだ。またゲーム内は日本語表示に対応する。

本作は、冥界の清掃員を主人公とする探索型アクションゲームだ。死後の世界をきれいにするため、ホウキを武器にゴーストたちと戦う。


『Crypt Custodian』の主人公である黒猫のプルートは、死んでしまったことで魂となり、冥界の宮殿へとやってくる。死んだ者は、“いい魂”であれば宮殿内で幸せに暮らすことができるが、冥界の守護者に精査された結果、プルートは過去のとあるおこないが原因で宮殿から追い出されてしまう。そして、清掃員として永遠に働くことになったプルートは、ふたたび宮殿の中に入る方法を探して冥界を冒険する。

宮殿の外の世界には、多様な環境に無数の小さな浮島が存在。プレイヤーは浮島や足場を飛び移りながら探索するなかで、ホウキを武器に現れる敵と戦う。敵は、近づいてきて近接攻撃をしてくるものもいれば、遠くから遠距離攻撃を撃ってきたり、範囲攻撃を繰り出したりとさまざま。敵の予備動作と攻撃方向を見定めて、ドッジロールで回避するなどして反撃していこう。道中では弾幕攻撃などを繰り出す強大なボスも出現する。

またマップには、ちょっとした謎解き要素も存在。周囲の環境やオブジェクトを利用したパズル要素をこなしたり、特定の敵を倒して閉ざされた扉を開いたりといったものがある。そうして探索を進めながら新たな能力を獲得することで、探索できる範囲が段階的に広がっていく。

 


敵を倒したり、マップ内の特定のオブジェクトを破壊したりなどすることで資源を獲得でき、その資源をもとにショップにてアップグレードを購入可能。体力の上限値アップや、一定条件での攻撃力アップなどの強化を購入し装備できる。装備可能枠は、探索中に発見できるアップグレードポイントを集めることで拡大していく仕組みだ。プレイスタイルにあわせて、装備する強化を随時入れ替えるかたちになるだろう。

またショップでは、スペシャル攻撃を購入することもできる。スペシャル攻撃は、敵を攻撃してゲージを溜めることで発動できる強力な必殺技である。このほか、次に向かうべき場所をマップ上で示してくれるなど、サポート機能のアンロック要素も用意されている。

このほか宮殿の外の世界には、“悪い魂”だと判断されたほかの者たちも暮らしている。彼らと会話をするなかでは、どうして冥界に来ることになったのかなど、それぞれの事情を知ることができるという。また探索において、彼らにまつわる収集要素も用意されている。


本作を手がけるKyle Thompson氏は、アメリカ在住のインディー開発者。基本的に個人で活動し、手描きイラスト調ビジュアルの探索型アクションゲーム開発を得意としている人物だ。これまでに『SHEEPO』や『Islets』といった作品をリリースし高評価を得ており、後者はSteamユーザーレビューにて「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。

『Crypt Custodian』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに8月28日配信予定だ。また、Steamでは体験版が現在配信中である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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