『メタルギア ライジング リベンジェンス』PC版、GOGにて突如配信されるも、すぐに国内配信取りやめ【UPDATE】

コナミは7月4日、『METAL GEAR RISING: REVENGEANCE』のPC(GOG.com)版を配信開始した。『メタルギア』シリーズに登場するキャラクター雷電を主人公とするアクションゲームだ。

【UPDATE 2024/7/4 23:20】
【UPDATE2 2024/7/4 23:53】
【UPDATE3 2024/7/5 10:27】

GOG.comにて7月4日22時、『METAL GEAR RISING: REVENGEANCE』が配信開始。その後ストアページが一時日本からアクセス不可となり、ふたたび公開される奇妙な現象がみられた。そして現時点ではまたもやストアページが日本からアクセス不可となっており、今後再公開されるかどうかは不明。弊誌は本件について、GOG.comに問い合わせている。

UPDATE4 2024/7/5 19:38
本作GOG.com版について、コナミには国内向けに発売する予定がなかったことが報じられている。一時購入可能となっていたのは手違いとみられ、今後ストアページが国内向けに再公開される予定はないと思われる。

UPDATE5 2024/7/5 21:22
弊誌がGOG.comに問い合わせたところ、『METAL GEAR RISING: REVENGEANCE』に関してはSteamと同様の地域制限が存在し、日本向けには販売していないとのことだ。本作の配信開始直後には、一時日本からも購入可能な状態にあったが、それはGOG.com側が地域制限の存在を見落としていたためとのことである。

【原文 2024/7/4 23:09】
コナミは7月4日、『METAL GEAR RISING: REVENGEANCE』のPC(GOG.com)版を配信開始した。価格は29.99ドル(約4800円)で、7月11日までは40%オフの17.99ドル(約2900円)にて購入可能。

本作は、小島プロダクション(当時)とプラチナゲームズが開発し、2013年に発売されたアクションゲームだ。PC版はSteamにてリリースされているが、地域制限により日本からは購入できない。一方で弊誌にて確認したところ、今回配信されたGOG.com版は日本からも購入・プレイ可能となっている。日本語表示にも対応するが、音声は英語となる。


『METAL GEAR RISING: REVENGEANCE』は、『メタルギア』シリーズに登場するキャラクター雷電を主人公とするアクションゲームだ。『メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』から4年後、米ロの思惑が交錯し民間軍事警備会社が暗躍する国を舞台に、サイボーグとなった雷電は、多数のサイボーグを擁する敵勢力と戦う。

雷電は、刀をメイン武器とした立ち回りと、サイボーグならではの高い身体能力を活かした素早いアクションを特徴とし、戦場を駆け回りながらサイボーグ対サイボーグの戦いを繰り広げる。バトルにおいては斬撃モードと呼ばれるシステムがあり、斬撃モード中は時間がスローになり、任意に狙った場所を自由に斬る“自由切断”が可能。敵サイボーグの特定のポイントを狙い斬れば、体内から自己修復ユニットを奪い、自身のエネルギーを回復させることができる。また、ポイントを使用して雷電の装備などをカスタマイズできる要素も用意されている。



今回配信されたPC版には、仮想現実空間でのVRミッションの追加や、サブストーリーの追加などを含む3種類のDLCが最初から収録。またメニューには、カットシーンや音声コーデックを再生できる専用の項目の追加、ボスバトルのみを楽しむなどできるチャプターセレクトの追加などがおこなわれている。もちろんPC版ならではの各種グラフィック設定も可能だ。

ちなみに、今回PC版が配信されたGOG.comは、『ウィッチャー』シリーズや『サイバーパンク2077』の開発元CD PROJEKT REDの親会社CD PROJEKT Groupが運営するPCゲームストアである。先述したとおり、現時点で本作は、Steamでは日本から購入できない状態となっているため、貴重な選択肢となりそうだ。

『METAL GEAR RISING: REVENGEANCE』は、PC(GOG.com)向けに配信中だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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