「しゃべるトウモロコシ」の謎を追うアドベンチャーゲーム『Maize』がSteamで12月2日に配信へ

カナダに位置する開発スタジオ「Finish Line Games」は、『Maize』を12月1日(日本時間12月2日)にSteamでリリースすると発表した。

カナダに位置する開発スタジオ「Finish Line Games」は、『Maize』を12月1日(日本時間12月2日)にSteamでリリースすると発表した。

2016年5月、ティーザートレイラーと共に突如登場した『Maize』は、一人称視点のアドベンチャーゲームだ(参考記事)。2人の科学者が米国政府から送られてきたメモを読み間違え、意識のあるトウモロコシ(Maize)を誤って生み出してしまったことから本作の物語は始まる。プレイヤーは放棄された農場と、その地下に広がる研究施設を探索し、“そもそも自身が何者なのか”を知ることになるという。プレイヤーの分身となる主人公の素性はまだ明かされていない。

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パズル要素のある一人称視点アドベンチャーゲーム
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本編にはロシア製の小型クマロボットも登場する

Finish Line Gamesは64人対戦が可能な対戦ゲーム『Cel Damage』のHDリマスター版を手掛けたスタジオで、それ以外の実績や自社開発のタイトルは公表されていない。謎に満ちたスタジオからリリースされる謎に満ちたタイトルだが、強烈なインパクトとトウモロコシのフェイスアニメーション、美麗なビジュアルには目を見張るものがある。どのような作品に仕上がっているのか、期待と不安を抱きつつ12月2日を待ちたい。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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