昭和164年・サイボーグ女子高生のブラック企業破壊アクション『ゼンシンマシンガール』発表。『地球防衛軍』岡島プロデューサーが手がける完全新作
全身武装の機械化女子高生が、復讐のため巨大ブラック企業に乗り込み破壊の限りを尽くす“撃ちまくり&斬りまくり”爽快サイボーグJKアクションだという。

ディースリー・パブリッシャーは7月1日、アクションシューティングゲーム『ゼンシンマシンガール』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch 2/PS5で、10月23日発売予定。
本作は、全身武装の機械化女子高生が、復讐のため巨大ブラック企業に乗り込み破壊の限りを尽くす“撃ちまくり&斬りまくり”爽快サイボーグJKアクションだという。開発はユークスが担当する。

『ゼンシンマシンガール』の舞台となるのは、昭和164年の大日本合衆国だ。産業大国であり世界有数の残業大国でもあるこの国の様は、超好景気に沸く一方で、24時間働くことが美徳とされる病んだ未来。そして、国の産業、経済、社会システムの中心は巨大企業メターナルジョブズ社によって支配されており、同社は24時間稼働する労働力として、死んだ人間を再生する技術を秘密裏に開発していた。
本作の主人公は、高等学校2年生の荒吐リョウコ(CV:関根瞳)と南麻布アケミ(CV:稲垣好)だ。幼馴染であるふたりには、メターナルジョブズ社の技術者であった父親が職務中に何故か亡くなったという共通点があり、全身をマシンに改造したサイボーグ・マシンガールとして、父親の無念を晴らすためメターナルジョブズ社に殴り込む。


戦いの舞台となるメターナルジョブズ社は100階建ての超高層ビルで、各フロアの構造と罠などの警備システムは入るたびに毎回変化。プレイヤーは、働き手として蘇生させられたサイボーグのワーキングデッドと戦いながら進んでいく。ワーキングデッドは人型だけでなく、犬型やクモ型なども存在し、それぞれ特徴が異なるという。また、ステージはおおまかに5階層のエリアに分かれており、各エリアの最後には同社幹部である強大なボスが、そして最上階には悪の大社長・富国キョウヘイが待ち受ける。
マシンガールである主人公は、主に両腕を兵器に変化させて戦う。両腕の武器は、ゲーム開始時は選択した初期装備が用意され、戦闘中に出現するアイテムBOXから新たな装備を入手していくかたち。ガトリング砲やライフル、ショットガン、チェーンソー、ブレードといった武器のほか、シールドや脚部のホバーダッシュ装備などもある。両脚部の装備は主に移動能力として使用するが、武器として利用できるものも存在するそうだ。


本作には、メターナルジョブズ社の元技術者であり、マシンガールを開発した科学者・葉加瀬博士(CV:高森奈津美)が協力者として登場。敵を倒して得た素材とお金で、出撃前に主人公の能力を強化改造してくれる。既存の能力を強化するほか、新たな能力を装備することもでき、強化内容はゲームオーバー後も維持される。なお、道中で獲得した武器やMODなどの一時的に強化された能力については、ゲームオーバー時に失われる。
このほか、主人公ふたりの復讐劇は生配信されており、視聴者が増えると応援も増加。いわゆる投げ銭によってお金を入手でき、上述した強化改造に使うことができるとのこと。本作では、ゲームオーバーになると1階からやり直しとなり、ステージ構造が毎回変化するなか、こうした恒久的な強化を少しずつ重ねながら何度も挑戦するローグライトなゲームプレイとなるようだ。
開発を手がけるのは、ユークスだ。ディースリー・パブリッシャーとユークスといえば、『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』や『デジボク地球防衛軍』シリーズを送り出してきた。本作は『地球防衛軍』『デジボク地球防衛軍』を手がける岡島信幸氏がプロデュースを担当。いつものタッグが、完全新作に挑むようである。
『ゼンシンマシンガール』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch 2/PS5向けに10月23日発売予定だ。価格は、パッケージ版・ダウンロード版共に通常版が6980円、キャラクターの着せ替えコスチュームやアクセサリーなど各種DLCがセットになったダウンロード版デラックスエディションは9460円(共に税込)。
今回の発表にあわせて、PS5向けダウンロード版の先行予約受付が開始されており、PS Plus会員なら10%オフにて購入可能となっている。また、Nintendo Switch 2/PS5向けパッケージ版は7月2日より順次予約開始予定で、各店舗別の特典が用意されるとのこと。早期購入特典や予約特典なども含め、詳しくは本作の公式サイトを確認してほしい。