マンガのコマを組み替えてストーリーを進めるパズルアドベンチャーゲーム『FRAMED 2』が正式発表
オーストラリアのゲーム開発スタジオ「Loveshack Entertainment」は、パズルアドベンチャーゲーム『FRAMED 2』を正式発表した。発表に合わせてティーザー映像が公開されており、2017年早期にリリースされることが明らかにされている。対象プラットフォームは明記されていない。
『FRAMED』は、2014年11月にiOS/Android向けに発売されたパズルアドベンチャーゲームだ。プレイヤーはマンガのコマのように表示されたゲーム画面を操作して、ストーリーが上手く進むようコマを組み替えてゆく。
たとえばロープをつたってビルから別のビルへと逃げる場面があり、あいだには「銃が撃たれる」「鳥が飛ぶ」の2コマが存在している。最初は「主人公が撃たれて鳥が飛ぶ」というストーリーなわけだが、これを入れ替えることで「鳥が飛び敵が銃を撃てない」という話へと変化する。
初代『FRAMED』は国内外から高い評価を浴びており、IGF(Indie Game Festival) 2015のデザイン賞を筆頭に数々のアワードを受賞。また小島秀夫監督がハイセンスなゲームプレイやグラフィック、サウンドをTwitter上で褒め称え、2014年の個人的ベストゲームだと伝えたことでも話題になった(実際に今回の『FRAMED 2』の発表においても、いくつかのメディアは「あの小島秀夫が絶賛した『FRAMED』の続編」と銘打っている)。
今作『FRAMED 2』に話を戻すと、現時点で世界観やゲームプレイの詳細については一切明らかにされていない。ティーザー映像を見る限りでは、どこかの都会を思わせる前作の舞台とは異なり、アジアンテイストな世界観が感じられる。また公式サイトではスクリーンショットも公開されており、今作でもコマを入れ替えるゲームプレイは健在のようだ。
『FRAMED 2』は2017年早期にリリース予定。メルボルンにて開催される「International Games Week」にてプレイアブル出展されるとのこと。