マルチ対応スキーゲーム『Lonely Mountains: Snow Riders』発表。危険なショートカットを攻めながら、麓目指して一気に滑り降りる
デベロッパーのMegagon Industriesは8月16日、スキーゲーム『Lonely Mountains: Snow Riders』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年内に配信予定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定のようだ。
本作は、2019年に発売され好評を得た『Lonely Mountains: Downhill』に続くシリーズ新作だ。前作は自転車で山を駆け下りる作品だったが、今度は雪山でのスキーに挑む。また、最大8人でのオンラインマルチプレイモードも導入される。
『Lonely Mountains: Snow Riders』では、美しく穏やかな雪山のステージを舞台に、プレイヤーはスキーで一気に下っていく。山には雪深い斜面だけでなく、凍った湖なども存在するようだ。本作はタイムトライアルがメインとなっており、麓のゴールまでの最速タイムを目指して滑り、オンラインランキングにてほかのプレイヤーと競うことができる。
前作では、プレイヤーキャラクターの一人称視点や三人称視点ではなく、俯瞰視点が標準採用されていた。また、ほぼ自然のままのステージに整備されたコースは存在せず、メインとなるルートはそれとなく用意されるものの、どこを通って麓を目指すかはプレイヤーの自由。こうした特徴は、本作においても継承されているようだ。
より速いタイムを目指すうえではショートカットできるルートを探すことになるが、急峻であったり障害物が存在したりと、途端に難易度が跳ね上がる。より安全なメインのルートを滑るか、転倒するリスク承知でショートカットを攻めるかの選択に迫られるだろう。
ローポリゴンのカジュアルな見た目ながら、独自の物理エンジンによる本格的なゲームプレイも、前作譲りとなる様子。また本作では、ジャンプ台のような地形を使って大ジャンプし、アクロバティックなトリック(技)を決めることが可能。ゲームを進めるなかで、そうしたトリックがアンロックされていくほか、キャラクターの新たな装備や衣装も入手できるという。
そして本作では、新要素としてオンラインマルチプレイが導入される。2〜8人でのプレイに対応し、麓を目指してレースを繰り広げる対戦モードや、皆で一緒に山を下りながらセーブポイントを追加していく協力モードが収録されるそうだ。
『Lonely Mountains: Snow Riders』は、PC(Steam)向けに2024年内に配信予定だ。前作では、DLC配信によってさまざまな環境の山がどんどん追加されていったため、本作においてもそうした展開が期待される。