『ロリポップチェーンソー』完全新作ゲーム&アニメ制作決定。ブラックユーモアあふれるゲームを目指し、規制はしない
ドラガミゲームスは7月24日、NADA HOLDINGSと共同で、『LOLLIPOP CHAINSAW』シリーズの完全新作ゲームと、同作品のアニメ制作をおこなうと発表した。

ドラガミゲームスは7月24日、台湾のIP投資・開発企業であるNADA HOLDINGSと共同で、『LOLLIPOP CHAINSAW』シリーズの完全新作ゲームと、同作品のアニメ制作をおこなうと発表した。
『LOLLIPOP CHAINSAW(ロリポップチェーンソー)』は、2012年に発売されたゾンビアクションゲームだ。アメリカ西海岸を舞台とし、主人公であるゾンビハンターの末裔ジュリエットが、武器のチェーンソーによる豪快な攻撃やチアで培った軽快なアクションを駆使して、ゾンビの大群を蹴散らしていく。2024年9月にはリマスター版『LOLLIPOP CHAINSAW RePOP』がリリースされており、シリーズ累計150万本以上を売り上げている。

ドラガミゲームスとNADA HOLDINGSは先日7月17日、『LOLLIPOP CHAINSAW』に関する複数の新規プロジェクトを共同で展開すると発表していた(関連記事)。今回そのプロジェクトが、完全新作ゲームとアニメの制作であることが明らかにされた格好だ。NADA HOLDINGSは、ACG(アニメ・コミック・ゲーム)コンテンツIPの開発およびプロジェクト運営を中心に活動している、台湾に本拠を置く企業である。
発表によると、『LOLLIPOP CHAINSAW』の完全新作ゲームについてNADA HOLDINGSは、前作のオリジナルスタッフを招聘しつつ、すでに開発をスタートさせているという。ゲーム内容などの詳細はまだ伏せられているが、原作の魅力を最大限に活かし、また原作の精神を継承することを最重要方針とし、ファンの声にも耳を傾けながら取り組むとのこと。さらに、新作は前作同様ブラック・ユーモアに溢れる作品とすることから、DEI(多様性、公平性、包摂性)の検閲をおこなわないかたちでの製品化を目指しているとも述べられている。
なお今回の発表にあわせて、『LOLLIPOP CHAINSAW』新作プロジェクトの公式Xアカウント(@lpchainsaw_jp)が開設されている。今後は同アカウントを通じて、制作進捗やプロジェクトに関する最新情報を随時発信していくとのことである。ファンの方はぜひフォローしておこう。