人気魔女っ子スローライフRPG『Little Witch in the Woods』Steamにて正式リリース。エンディング&新規エリアついに追加

SUNNY SIDE UPは9月15日、『Little Witch in the Woods』を正式リリース。アップデートでは、物語のエンディングの追加や、新エリアの実装がおこなわれた。

デベロッパーのSUNNY SIDE UPは9月15日、スローライフRPG『Little Witch in the Woods』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。なお、PC(Microsoft Store)/Xbox One版の正式リリースは後日となる。

本作は、魔女のいるファンタジー世界を舞台に、見習い魔女として生活する作品だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。

『Little Witch in the Woods』の世界では各地に魔女の家が存在し、魔女たちが現地の住民を助けている。そして魔法学校で学んだ見習い魔女たちも各地へ派遣され、魔女のもとで修行をする。本作の主人公である見習い魔女のエリーもまた、魔女のもとへ派遣されることになったが、道中で偶然発見した放棄された魔女の家に身を寄せることになる。

本作にてプレイヤーはエリーとなり、日々の生活を送りながら、魔女の家の周囲の土地を探索して不思議な植物や生き物を採集したり、近くの村で暮らす人々と交流したりする。魔女の家にはポーションを作るための設備が用意されており、採集した素材などを元にポーションを調合可能だ。ポーションには多種多様な効果のものが存在し、村人を助けたり、探索の役に立てたりできる。

村にはさまざまな人が暮らしており、困りごとを解決してあげたり、好みにあわせたプレゼントをあげたりなどできる。そうして交流することで物語が展開し、また好感度を上げることも可能だ。このほか、レシピや素材を集めて家具を作り、魔女の家をカスタマイズできる要素も用意されている。

本作は、PC(Steam/Microsoft Store)/Xbox One向けに2022年5月に早期アクセス配信が開始。その後さらに開発が進められる中では、マップの新規エリアやクエストの追加、魚釣りシステムの導入、ネコ関連コンテンツの実装、また先述した村人の好感度システムや家具クラフト要素などが追加されてきた。そうして本作は、Steamのユーザーレビューにて本稿執筆時点で約7400件のうち89%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得するなど高く評価されている。

配信開始から約3年を経て、本作は今年9月4日に正式リリースされる予定だったが、大きな注目を集める『Hollow Knight: Silksong』の配信日とまる被りし急遽延期に(後述する価格改定も延期された)。そして本日9月15日についに正式リリースを迎えた格好だ。

今回の正式リリースにあわせて実施された大型アップデートでは、「星海の洞窟」と呼ばれる新エリアが追加され、そこに存在する動植物や魚などの関連コンテンツも実装。また、村の拡張やポーションの種類追加、そしてエンディングまでのメインクエストの追加などもおこなわれた。ほかにも、アイテム価格などゲームバランスの調整も実施されており、詳しくはパッチノートを確認してほしい。

なお本作は今後も開発が続けられ、四半期ごとのアップデート配信が予定されている。2026年第3〜4四半期には、無料DLCの配信も計画しているそうだ。一方で、PC(Microsoft Store)/Xbox One版に関しては、技術的な問題などにより現在も早期アクセス配信が継続。現時点では正式リリース時期は未定とされている。

『Little Witch in the Woods』は、PC(Steam)向けに配信中。PC(Microsoft Store)/Xbox One版は早期アクセス配信中だ。またPC(Steam)版については、9月29日まで10%オフの1476円(税込)で購入可能となっている。本作では、今後1〜2か月の間に値上げが予定されているため、興味のある方は今の内に購入しておくと良いだろう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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