ドット絵工場自動化シム『Little Rocket Lab』発表。寂れた町の困りごとを自動化工場で解決しつつ、夢の宇宙ロケット建造を目指す

No More Robotsは12月11日、Teenage Astronautsが手がける『Little Rocket Lab』を発表した。Steam、Nintendo Switch、Xbox向けに2025年リリースされる予定。ドット絵ビジュアルにて、自動化工場を建設し街のお悩みを解決するシミュレーションゲームだ。

パブリッシャーのNo More Robotsは12月11日、Teenage Astronautsが手がける工場自動化シミュレーションゲーム『Little Rocket Lab』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo SwitchおよびXboxプラットフォームで、2025年配信予定。Xbox Game Pass向けにも提供される。

本作は、自動化工場を建設して寂れた町の産業を復活させ、最終的に宇宙ロケットを建造することを目指す作品だ。ドット絵ビジュアルのかわいい雰囲気が特徴となる。

『Little Rocket Lab』の主人公は、エンジニアを目指す若き女性Morganだ。彼女の家族は宇宙ロケットの建造を手がけており、Morganはそれを完成させるために故郷に帰ってきたが、町にはかつてのような活気がなかった。そこで彼女は、町が抱えるさまざまな問題を解決させるべく、工場建設に乗り出す。

町はいくつかのエリアで構成され、それぞれに独自の資源が存在。プレイヤーは各エリアを探索しながら、鉱石を採掘したり、古い機械などのスクラップを集めたりなどしながら、資源を入手していく。また、各地では町の住民と出会うことができ、困りごとを聞き出すことができるようだ。トレイラーでは、灯台を修復させ住民から感謝されるシーンがあり、その近くに工場設備が確認できる。必要な資材を製造して灯台を修復させたのだろう。

工場の設備には、組み立て機や炉、ドリルなど資源の加工をおこなうもののほか、資源の供給やリサイクルをおこなうものなど、多種多様な機械が用意。電力を供給し設備を稼働させるための発電機や電柱なども存在する。そして、それらの設備をベルトコンベアやロボットアームなどでつなぎ、作業を自動化させるわけだ。トレイラーでは、貨物列車で運んできた資源をロボットアームで取り出し、ベルトコンベアに乗せて各種設備を通し、最終的な製品へと仕上げていく様子が確認できる。

町には大学もあり、ここでは新たな工場設備のアンロックが可能。まずは設計図について学ぶところから始め、指定の資源をもとに研究してアンロックするかたちとなるようだ。既存設備のより高いレベルのものや、新しいエネルギー源、また“機械の友達”もアンロックできるという。トレイラーでは、大きなトースターのような見た目の多脚ロボットに乗って移動したり、そのまま草刈りをしたりする様子がみられる。

町の住民たちと仲良くなり、彼らの困りごとを解決させていくなかでは、やがて広大で複雑な自動化工場の建設が求められるようになっていくとのこと。そうしてスキルを磨きながら、主人公一家の夢のプロジェクトである宇宙ロケットの建造も進めていくのだ。

『Little Rocket Lab』は、PC(Steam)/Nintendo SwitchおよびXboxプラットフォーム向けに2025年配信予定。Xbox Game Pass向けにも提供される。なお、本作では今後プレイテストが実施予定で、公式サイトでは参加者の募集がおこなわれている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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