どうぶつ列車生活旅ゲーム『Locomoto』発表。車掌として仕事をし、乗客たちに快適な旅を提供する

Green Tile Digitalは12月11日、『Locomoto』を発表した。車掌として乗客のお世話をする、ライフシム要素のある列車旅アドベンチャーゲームだ。

デベロッパーのGreen Tile Digitalは12月11日、列車旅アドベンチャーゲーム『Locomoto』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。

本作は、車掌として乗客のお世話をする、ライフシム要素のある作品だ。Lo-FiのBGMが流れる中での、やさしい雰囲気のゲームとなるようだ。


『Locomoto』の世界には、さまざまな動物を擬人化したような人々が暮らしている。プレイヤーは、そんな世界の各地を結ぶ鉄道の車掌となり、乗客のお世話をして目的地まで届けてあげる。その中では、乗客の荷物を客室まで運んだり、飲み物を提供したり、あるいは落し物やゴミを拾ったりなど、さまざまな仕事をすることに。そうして快適な旅を提供するのだ。

運行する列車は、最初は蒸気機関車と小さな客車1両から始め、ゲームを進める中で客車をアップグレードしたり追加したりして、より多くの乗客を運べるようにしていく。また、内装・外装のカスタマイズ要素も存在し、ペイントして見た目を変えられるほか、家具や装飾品、各種設備をクラフトして車内に導入することもできる。

クラフトしたアイテムは、グリッド形式にて車両内の好きな場所に配置可能。多種多様なアイテムが用意されており、テーブル付きの座席を用意したり、個室を作ったりなど、好みの雰囲気の列車に仕上げていくことができるのだろう。また、飲み物を提供するためのサーバーも、アイテムとして導入するかたちとなる模様。車両のカスタマイズは、乗客へのサービスの拡充という側面もあるようだ。

駅に停車すると、列車から降りてその地域を探索することができる。各地では住民たちとの出会いが待っており、仲良くなることでそれぞれの個性や、どんな苦難を抱えているのかを学べるという。車掌の仕事のひとつとして、乗客を招待して列車に乗せることが挙げられているため、悩み事を解決させるべく列車旅に誘うことができるのかもしれない。

また、探索と住民との交流および依頼を通じては、クラフトアイテムの設計図やリソース、服を入手できるとのこと。主人公の車掌は見た目のカスタマイズが可能で、服はそのためのアイテムとなるのだろう。

『Locomoto』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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