サービス約9年のローグライクサバイバル『LET IT DIE』オフライン版開発決定。新作が出るけど、シリーズ第1作もずっと遊べるように
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは12月1日、『LET IT DIE』のオフライン版の制作を決定したことを発表した。

ガンホー・オンライン・エンターテイメントは12月1日、ローグライトサバイバルアクションゲーム『LET IT DIE: INFERNO』の最新情報を届ける番組「DEV DIARY #16」を放送。この中で、本シリーズの第1作目である『LET IT DIE』のオフライン版の制作が決定したことが明らかにされた。
『LET IT DIE』はグラスホッパー・マニファクチュアが手がけ、PS4向けに日本では2017年2月に配信され、その後海外ではPC版もリリース。運営型のオンラインゲームとして、現在もサービスが続けられている。

『LET IT DIE』は、大地殻変動によって生まれた南東京島を舞台にする、ローグライク要素のあるサバイバルアクションゲームだ。南東京島には、天へと伸びる巨大なバルブの塔が存在し、プレイヤーはその頂上を目指して戦う。塔の構造は毎日ランダム生成され、プレイヤーは“パンイチ”から始め、敵を倒しては武器や防具を獲得しながらバルブの塔を登っていく。
もし敵に倒されると、それまでに獲得した装備品などをすべて失い、拠点からやり直しとなる。そのためエレベーターを見つけた際には、上階へ向かうか引き返すかの選択に迫られるだろう。一方、次回プレイ時には失った装備を身にまとった敵が現れ、それを倒すことができれば装備を回収可能だ。また拠点では、プレイヤーキャラクターの強化や装備品の開発などをおこなえる。
このほか、本作には非同期型のPvP要素も用意。ほかのプレイヤーの拠点を襲撃し、成功すれば各種資源を奪えるモードだ。もちろんプレイヤー自身の拠点も襲撃を受けることがあるため、防衛のために強いキャラクターを配置しておく。

先述したように、本作は現在もサービスが続けられており、イベントの実施やアップデートの配信がおこなわれている。そんな中、今回放送された公式番組「DEV DIARY #16」にて、本作のオフライン版の制作が決定したことが発表された(以下の動画の15分6秒辺りから)。『LET IT DIE』のサービスを長年続けている中では、オフライン版を出してほしいという要望がユーザーから多く寄せられていたため、制作することにしたという。
オフライン版の詳細や配信時期については今後発表するとのこと。ちなみに来年2026年は、本作の時代設定となっている年である。なお、現在『LET IT DIE』のオンライン版をプレイしているユーザーは、プレイデータをオフライン版に移行でき、一からやり直しになることはないそうだ。
『LET IT DIE』は、PS4および海外PC向けに配信中。また、シリーズ最新作『LET IT DIE: INFERNO』は、PC(Steam)/PS5向けに12月4日発売予定だ。




