“視差”がテーマのホラーアドベンチャーゲーム『Layers of Fear』の新たなトレイラーが公開、画家の屋敷には何が眠る?

インディーデベロッパーBloober Teamは、『Layers of Fear』の第2弾トレイラーを公開した。

インディーデベロッパーBloober Teamは、『Layers of Fear』の第2弾トレイラーを公開した。先日AUTOMATONでも紹介した『Layers of Fear』は、画家の屋敷を探索するというホラーアドベンチャーゲーム。第1弾のティーザートレイラーでは「白貂を抱く貴婦人」の絵が徐々に変化するという抽象的なシーンしか披露されなかったものの、今回は実際のゲームプレイと思わしき映像を多数収録しているようだ。

参考記事: 『Layers of Fear』ふと目をそらすと“なにか”が変わる、狂気に囚われた画家の心を覗くホラーアドベンチャーゲーム

ゲームの舞台となるのは、19世紀の建築様式にて建てられたとある画家の屋敷だ。さまざまな世紀の名画が飾られたこの屋敷を探索し、プレイヤーは自身に絡みつく不安や恐怖の謎に迫ることになる。どうやらこの屋敷に住んでいた画家はとある作品を完成させることができないまま自ら命を絶った模様で、画家の絵を完成させることもプレイヤーの目的の一つとなる。

ゲームプレイの特徴は「視差」だ。プレイヤーが探索する屋敷の様相や飾られた絵などは、プレイヤーが視点を動かすたびに変化するという仕組みがある。ゲームプレイにどのように組み込まれるかは不明だが、たとえばある角度からは次のエリアへと向かう扉が見えるといったパズルにも利用されるのかもしれない。

『Layers of Fear』は現地時間の8月27日にPCでリリース予定だ。今回のトレイラーではSteamでの配信も明らかにされている。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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