ハクスラARPG『Last Epoch』7月9日の大型アプデで公式日本語字幕対応へ。新たに回避アクションも実装、エンドコンテンツやユニークアイテムも盛り沢山アプデ
Eleventh Hour Gamesは7月6日、『Last Epoch』のパッチ1.1「Harbingers of Ruin」を現地時間7月9日に配信することを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。同アップデートにて、公式日本語字幕へ対応することも発表されている。
『Last Epoch』は、ハック&スラッシュ要素を中心とするアクションRPGだ。本作の舞台は架空のファンタジー世界Eterra。プレイヤーは「Void」と呼ばれる闇から世界を救うために、時空を超える旅をする。そして、闇の帝国や怒れる神々と対峙することになる。本作はキャラのカスタマイズ要素が多い点が特徴。スキルごとにスキルツリーが存在し、プレイスタイルに合わせて自在に強化することができる。さらにクラフトで装備を強化していくことも可能。これらの要素を駆使しつつ、戦闘を繰り返すことで自身を強化していくのが本作のゲームサイクルとなる。
本作は、2019年5月に早期アクセス配信を開始した作品である。その後、マルチプレイ対応などアップデートが繰り返しおこなわれ、2024年2月22日に約5年の早期アクセス配信期間を経て正式リリースを果たしている。
正式リリースを果たした本作にとって初の大型アップデートとなるパッチ1.1「Harbingers of Ruin」にて、ついに日本語字幕が実装されることが発表された。本作は、本稿執筆時点で9か国語に対応しているものの、日本語字幕は非対応となっていた。さまざまなスキルやアイテムを組み合わせてキャラクターをカスタマイズすることが楽しいゲームである本作において、約5年越しの公式日本語字幕への対応は日本語ユーザーにとっては喜ばしいことといえるだろう。
さらに、パッチ1.1では、日本語字幕の実装以外にも多くの新要素が追加される。本作のプレイフィールを左右する要素として加わるのが、新アクションのEvade(回避)だ。Evadeは全クラスで初期から使用できるアクションで、短距離を瞬時に移動して敵の攻撃を避けることができるほか、ユニークアイテムによってその効果が変わることがあるという。先日公開された情報によると、Evadeをカニを召喚する効果に置き換えるユニークアイテムなどがあるようだ。こういった性質が変化したEvadeを利用したビルドも今後生まれるかもしれない。
また、新たなボスやゲーム内に登場する派閥、30ものユニークアイテムなども追加。Steamのストアページのレビューで、エンドコンテンツがまだ充実していないという声が見られる本作に、さらなるやりこみ要素が加わることだろう。正式リリースからプレイし始めて一段落したという人も、アップデートを機に改めてプレイしてみるといいだろう。また、公式サイトにてパッチノートが公開されている。パッチの詳細な内容についてはこちらも参照されたい。
『Last Epoch』は、PC(Steam)向けに配信中。パッチ1.1「Harbingers of Ruin」は、現地時間7月9日配信開始予定だ。また、本稿執筆時点でSteamにてサマーセールを開催中。本作もセール対象となっており、7月12日まで通常価格の20%オフとなる税込3120円で販売中だ。