轟音パワー系除霊ホラーゲーム『クソデカ囃子(ばやし) 』発表。ヘヴィメタルで怪異を蹴散らすホラーコメディ

ゲーム開発者のHAZECODE氏は10月20日、自身のXにて新作『クソデカ囃子(ばやし) | Kusodeka Bayashi』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)、リリースは11月5日を予定している。

ゲーム開発者のHAZECODE氏は10月20日、自身のXにて新作『クソデカ囃子(ばやし) | Kusodeka Bayashi』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)、リリースは11月5日を予定している。

本作の舞台となるのは、奇妙な因習が根付いた田舎町「袖引町(そでひきちょう)」。町に潜む呪いや祟りなどの怪奇現象が主人公に襲い掛かる……という設定まではホラーゲームの王道を行く本作であるが、本作はただのホラーゲームではなくホラーコメディゲームであるという。主人公は怪奇現象にあらがう強力な手段をもっている。それが「クソデカ囃子(ばやし)」こと、MP3形式で音楽プレイヤーに保存されたヘヴィメタルだ。プレイヤーは一人称視点で、MP3プレイヤーを片手に不気味な町を探索することになる。

トレイラーでは、「クソデカ囃子」を聞かされた怪異が苦しんだり、お札を貼られた壁を「クソデカ囃子」で消し去る様子が確認できる。主人公も「期待していたスローライフが台無し」「いい加減にしてください」などと、怪奇現象への愚痴を口にするばかりで怖がるそぶりも見せない。不気味な建物や怪異などのホラー要素はしっかりと作りこまれてはいるものの、それらはコメディ要素のための“前振り”であるようだ。また、ゲームプレイが突然音楽ゲーム風になる場面も確認でき、突飛な展開にも期待できそうである。

本作を開発するHAZECODE氏は、以前にもホラーコメディである『失踪 – タケシ、お前の言う通りだった。あの廃村はヤバすぎる。』をリリースしている。同作はSteamユーザーレビューにて本稿執筆時点で53件中92%が好評とする「非常に好評」ステータスを得ている。『クソデカ囃子(ばやし) | Kusodeka Bayashi』では前作の不条理な笑いのエッセンスを引き継ぎつつ、グラフィック面や演出面での進化が見て取れる。

『クソデカ囃子(ばやし) | Kusodeka Bayashi』はPC(Steam)向けに、11月5日発売予定。

Daijiro Akiyama
Daijiro Akiyama

ゲームをすることと、ゲームの話をしたり聞いたりすることが同じぐらい大好きです。

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