デベロッパーのFlaming Fowl Studiosは9月3日、PvPオートバトラー『Konfronto』を発表した。プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによるとゲーム内は日本語表示に対応予定。
『Konfronto』は、宇宙空母の船内をインベントリに見立てて戦闘機や装備品を格納し、非同期のオンラインPvPでオートバトルを繰り広げる対戦ゲームだ。空母の空きスペースはマスの数が限られていて、その形状も四角形とは限らない。その制限の中で、1×1マスや2×3マス、凸型など異なるサイズ・形態の戦闘機やテクノロジーを可能な限り詰め込み、ランダムでマッチする他のプレイヤーと自動戦闘を行う。
母艦にはクルーを乗せるスペースもあり、乗組員は空母内の未探索エリアを調査し新たな技術を発掘できるとのこと。発見した技術と貨物を上手に並べて配置すると、アイテム同士のシナジーが発生して強力なコンボに繋げられるそうだ。戦闘機やテクノロジーはランダム性を伴って収集されていくので、見つけた物の中からどの攻撃手段とバフを組み合わせて綺麗に詰め込むことができるか工夫の見せどころとなりそうだ。ストアページで公開されている情報からするに、『バックパック・バトル』に似たかたちのゲーム性となるのだろう。
本作のデベロッパーFlaming Fowl Studiosは、2016年に閉鎖したLionhead Studiosのメンバーが同年に創設したインディーゲームスタジオだ。Lionhead StudiosにてファンタジーRPG『Fable』3部作などを手掛けたメンバーが参画しているとのことで、独創性と適度なユーモアも盛り込んだ戦略的なゲームを開発することを目指しているという。過去にはダークファンタジーの世界観を持つターン制ストラテジー『Gloomhaven』をリリース。本作はスタジオの得意とするファンタジーとはうってかわって、SFの世界観を持つPvPオートバトラーとして新たに打ち出されるかたちのようだ。
『Konfronto』はPC(Steam)向けに年内配信予定。