“古墳少年”の探索アドベンチャー『こふんは生きている ―マホロヴァ・クラブの死体さがし―』正式発表。自分を古墳だと思い込んでいる少年となって町を探索、立派な古墳を目指す「王道」成長物語
弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは12月7日、アドベンチャーゲーム『こふんは生きている ―マホロヴァ・クラブの死体さがし―』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年のリリースを予定している。
『こふんは生きている ―マホロヴァ・クラブの死体さがし―』は、3Dで繰り広げられる探索アドベンチャーゲームだ。主人公の「こふんくん」を操作し、彼が暮らす遊び場を探索してオブジェクトやほかのキャラクターを調べることで、こふんくんが成長しストーリーが進んでいく。
本作の主人公であるこふんくんは、なかよし公園に住んでいる少年。そして自分のことを古墳だと思っている。一番かっこいいと思う古墳は前方後円墳で、自分もいつか立派な古墳になるのが夢だ。仲良しの友達のハニワくんとともに、中に入ってくれる死体を探すため冒険を始める。秘密基地を拠点とし、いつもの遊び場を探索することでさまざまなオブジェクトや新たなキャラクターと遭遇する。見つけたものを調べキャラクターと交流することで、こふんくんは経験を積み、どんどん成長していく。
本作では、画面に常時表示されている「やることリスト」をこなしていくことでメインストーリーが進んでいく。ただし、「やることリスト」にはない場所やものを自由に調べる寄り道プレイも可能。こふんくんはオブジェクトを調べたり、公園の遊具で遊んだりするたびに「アクションポイント」というものを獲得する。「アクションポイント」を活用すると、こふんくんに新たなスキルを覚えさせたり、謎解きのヒントを獲得したりできる。自由に探索や交流をして、こふんくんが立派な古墳になれるよう成長の手助けをするのがプレイヤーの役目だ。
本作を手掛けるデベロッパーのCAVYHOUSEはy0s氏と善乃氏によるインディーゲーム開発チームだ。y0s氏がシナリオを、善乃氏がゲームデザイン、プログラム、グラフィック、作曲などを担当している。同チームは、臓物をクリックして育てて収穫するという異色の作品『わすれなオルガン』や、それと世界観を共有する『くちなしアンプル』などで知られる。本作は、これまでの作品と少し違ったビジュアルテイストで王道の成長物語を描く意欲作となっている。
『こふんは生きている ―マホロヴァ・クラブの死体さがし―』は、PC(Steam)向けに2025年リリース予定だ。