怖懐かしホラーアドベンチャー『1999トコヨビル』正式発表。毒気たっぷりキャラが評価され講談社がバックアップ

 

講談社ゲームクリエイターズラボは6月28日、『1999トコヨビル』を正式発表した。対応プラットフォームは現時点で不明だが、これまでの傾向を見ればSteamで発売されるのだろう。今後講談社とクリエイターたちが開発を進めていくという。

『1999トコヨビル』は、ネオノスタルジー×ホラーADVだという。ゲーム内容はまだ謎ながら、開発者や講談社のコメントにおいては「あの日の夜」「テキストアドベンチャーゲーム」「屋内型テーマパーク」といったキーワードが飛び出している。怖くも懐かしいホラーアドベンチャーに仕上がっているそうだ。


同作に携わるのは、永瀬満月氏・荻野新月氏、そして湊あおい氏だ。永瀬満月氏はシナリオを、荻野新月氏はイラストとLive2Dモデルを担当。そしてゲームデザイナーとエンジニアとしては湊あおい氏が名を連ねている。湊あおい氏といえば、『モン娘ぐらでぃえーた』を手がけた実績をもつ。同作はモン娘育成ローグライトRPGで、高評価を獲得しクチコミでユーザーを獲得。新作として『琉奈と悪夢の館』を仕込んでいたようだが、それとは別に『1999トコヨビル』も制作しているようだ。

講談社によると、現時点での完成度はまだまだながら、毒気たっぷりなのにどこか憎めない濃いキャラクターが魅力だといい、世界観やキャラを評価したという。『1999トコヨビル』は、昨年新設されたフェロー制度を経て講談社ゲームクリエイターズラボのラボメンバーとして選出されたという。


いずれにせよ企画としてはまだ早期段階で、今後いろいろと情報が公開されていくのだろう。『1999トコヨビル』は現在開発中である。