中世の戦場を“現代兵器で無双する”『Kingmakers』10月9日に早期アクセス配信へ。最大4人協力プレイ対応、指揮と「自ら戦闘」を切り替えて戦況を変える

tinyBuildは5月28日、Redemption Roadが手がける『Kingmakers』を10月8日に配信開始すると発表。本作はTPSとRTSを組み合わせたシミュレーションゲームだ。

パブリッシャーのtinyBuildは5月28日、Redemption Roadが手がける戦略TPS『Kingmakers』の早期アクセス配信を、10月8日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、日本では時差の関係で10月9日配信となるようだ。ゲーム内は日本語表示に対応予定。

本作は、TPSとリアルタイムストラテジーを組み合わせたウォーシミュレーションゲームだ。中世イングランドの戦場を舞台としながら、プレイヤーは現代兵器を持ち込んで戦うことになる。

『Kingmakers』は、ソロプレイおよび最大4人でのオンライン協力プレイに対応。プレイヤーは、今から500年前の中世イングランドにタイムスリップし、軍隊を率いて数千人規模の兵士が入り乱れる戦場で戦う。未来の世界における黙示録を食い止めるため、歴史を書き換えることが目標だ。

戦場では、TPS形式にてプレイヤー自ら戦う戦闘モードと、リアルタイムストラテジー形式でプレイする指揮モードをシームレスに切り替え可能。弓兵や騎兵などの軍団を割り当てて命令を出したり、下士官に任せたり、あるいは要塞を築いたりして策を練ってから、自らも戦場に立つといったゲームプレイを楽しめる。また、オンライン協力プレイはドロップイン・ドロップアウト方式が採用され、それぞれのプレイヤーが自分の軍隊を持つ。

本作においては、敵の城を攻め落としたり、敵の大群から味方の要塞を守り抜いたりといった壮大なバトルが展開。そして先述した戦闘モードでは、周りは中世の兵士ばかりの中で、プレイヤーは現代兵器を駆使して戦うことができる。アサルトライフルやショットガン、グレネードランチャーといった銃器が用意されるほか、戦車や攻撃ヘリ、バイクに乗ることも可能だ。

また、戦場にいるすべての兵士には、意思決定や経路探索、忠誠心をコントロールする、マルチスレッド対応の次世代AIが制御する仕組みが採用。このAIに、独自のアニメーション自動生成システムを組み合わせることで実現した、キャラクターや戦闘の迫真に迫る表現も、本作の特徴となるそうだ。

『Kingmakers』は、PC(Steam)向けに10月9日に早期アクセス配信予定だ。開発ロードマップについては今後発表されるだろう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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