サバイバー系カンフーアクション『最強の武術家』Steamで急速人気スタート。技会得しまくり強烈コンボで敵をなぎ倒す、80年代ジャッキー・チェン映画風ローグライト

Alawarは10月31日、ローグライトアクションゲーム『最強の武術家(Karate Survivor)』を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は、さっそく多くのプレイヤーを集め好調である。

デベロッパーのAlawarは10月31日、ローグライトアクションゲーム『最強の武術家(Karate Survivor)』を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は、さっそく多くのプレイヤーを集め好調である。

本作は、『Vampire Survivors』などの流れを汲む、いわゆるサバイバー系のアクションゲームだ。ゲーム内は日本語表示に対応。1980年代のアクション映画から影響を受けて開発されたそうで、世界観から察するに、当時人気だった香港のカンフー映画をモチーフにしている模様。


『最強の武術家(Karate Survivor)』では、スーパーマーケットやバー、工事現場、地下鉄などのステージが用意。プレイヤーは武術の使い手となり、四方八方から押し寄せる敵やボスと戦う。主人公の攻撃はオートで繰り出され、操作は基本的に移動のみ。経験値を貯めてレベルアップすると、主人公の各種ステータスの強化や、技の追加などをおこなえる。また、恒久的なアップグレード・アンロック要素も用意されている。

本作では、入手した技をタイムライン上に並べることで、その順番に繰り出されるシステムが採用。技は、パンチやキックなどの体術として多彩なバリエーションが存在し、独自のアクションを作り出せるわけだ。また、技は3つのタイプに分けられ、同じタイプの技を連続して並べることで、より強力なコンボが発動する仕組みとなっている。

このほか、ステージ内にはさまざまなオブジェクトが配置。手に取って武器にしたり、破壊して敵を巻き込んだりなど、周囲にあるものを何でも活用して戦う、かつてのカンフー映画のような表現も取り入れられている。


本作は、PC(Steam)向けに10月31日に配信開始。本稿執筆時点で、ユーザーレビューでは約730件のうち83%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。また同時接続プレイヤー数を確認すると、これまでのピーク時には3000人を突破(SteamDB)。なかなか好調な数字を記録している。

レビューでは、本作のモチーフになったと思われる1980年代の香港映画らしい表現が特に好評。ゲーム内の世界観やアクションに触れ、当時の代表的な役者のひとりであるジャッキー・チェンや、同氏主演の映画「ポリス・ストーリー/香港国際警察」などを彷彿とさせるとの意見が散見される。また、先述したタイムライン式の技システムについても、ユニークであるとして評価されている。一部アンロック条件が厳しいなど不満の声も聞かれ、手放しで絶賛されているわけではないが、開発元はアップデートに積極的な姿勢を示しており、バランス調整などを進めているようだ。

『最強の武術家(Karate Survivor)』は、PC(Steam)向けに配信中。リリース記念セールとして、11月14日までは10%オフの522円(税込)で購入可能となっている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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