カラテ・ローグライト『最強の武術家(Karate Survivor)』10月31日配信へ。技でコンボを作成し戦う、サバイバー系カンフーアクション
デベロッパーのAlawarは10月14日、ローグライトアクションゲーム『最強の武術家(Karate Survivor)』を10月30日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、日本では時差の関係で10月31日配信となるようだ。
本作は、1980年代のアクション映画から影響を受ける作品だ。おそらく、当時人気だった香港のカンフー映画のことを指している模様。『Vampire Survivors』などの流れを汲む、いわゆるサバイバー系のアクションゲームとなる。ゲーム内は日本語表示に対応。
『最強の武術家(Karate Survivor)』にてプレイヤーは武術の使い手となり、四方八方から次々に押し寄せるチンピラや悪党たちに立ち向かう。ステージには、スーパーマーケットやバー、工事現場、地下鉄などが用意され、各ステージの最後にはボスも待ち受けている。
主人公はオートで攻撃を繰り出し、プレイヤーは移動のみを操作。主人公の攻撃は、最初はパンチなどシンプルな攻撃アクション1つを使用でき、敵を倒し経験値を貯めて、レベルアップした際に追加の技を入手するかたちとなる。ここで特徴的なのが、ゲーム画面下にあるビデオフィルムのようなビジュアルのタイムラインだ。入手した技は、タイムライン上に6つあるスロットに割り当てることができ、指定した順番に攻撃を繰り出す仕組みとなっている。
それぞれの技には、攻撃力や射程などの基本ステータスのほか、固有の特性が備わっていることもある。また、技は大きく分けて3つのタイプがあり、タイムライン上で同じタイプの技を連続して並べることでコンボとなる。そうした技の性能やシナジーを考慮しつつ、自分なりの技の連携を組み立てて戦うゲームプレイとなるわけだ。
主人公のレベルアップ時には、アップグレードがランダムに3つ提示される。追加の技のほかには、攻撃力アップや移動スピードアップ、体力上限アップ、獲得経験値アップなど、主人公の基本ステータスを強化する選択肢も存在。また、習得済みの技をさらに獲得すると技が強化される。
このほか、たとえばスーパーマーケットステージであれば、モップやフランスパンなどのオブジェクトが配置され、それを手にし振り回して武器にできる要素もある。ステージの環境にあわせて、そうした武器やインタラクトできるオブジェクトが存在するようだ。公開されたトレイラーでも、周囲の使えるものは何でも活用して戦うシーンが確認できる。
バトルを通じては、倒した敵の折れた歯などの資源を入手でき、これをもとに恒久的なアップグレードが可能。主人公の基本攻撃力や射程、体力といったステータスを強化するなどできる。また、ゲームプレイ中に特定の条件を満たすことで、新たなアクションや機能がアンロックされていく要素も用意されている。
『最強の武術家(Karate Survivor)』は、PC(Steam)向けに10月31日配信予定だ。また、体験版が現在配信中である。