最大6人マルチ・人狼系ハンバーガー作りゲーム『人狼バーガー』発表。客好みのハンバーガー完成を目指す、疑心暗鬼のぐらぐら物理パズル

uracon氏は9月2日、正体隠匿パーティゲーム『人狼バーガー』を発表。本作はマルチプレイに対応する、1つのハンバーガーを作り上げる人狼系ゲームだ。

インディー開発者のuracon氏は9月2日、正体隠匿パーティゲーム『人狼バーガー』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2026年配信予定。

本作は、プレイヤー全員で1つのハンバーガーを作るマルチプレイ対応作品だ。調理を妨害するスパイが紛れ込む人狼系ゲームである。

『人狼バーガー』は、ソロプレイおよび最大6人でのオンラインマルチプレイに対応。メインとなるのはマルチプレイモードで、ソロプレイではストーリーモードをプレイ可能。ストーリーモードでは、個性豊かなキャラクターたちによる物語が展開されるなか、本作のルールを学んだり、1人でじっくり楽しんだりできる。

本作では、店員とスパイの2チームに分かれてプレイする。誰がどちらの役割となったかは、他人からは分からない。そして、全員が参加して1つの大きなハンバーガーを作る。ハンバーガー作りは物理パズルゲームとなっており、崩れずに完成させることができれば店員チームの勝利だ。一方のスパイチームのプレイヤーは、巧みに調理を妨害してハンバーガーの完成を阻止する。

ハンバーガーは、お客から注文を受けて作るかたちとなり、「とにかく高くして!」「具材をたくさん挟んでほしいな」といった、毎回変わるリクエストにも応えなければならない。また、お客には嫌いな具材が存在するが、それを秘密にしているという。そこでスパイとなったプレイヤーは、嫌いな具材について嘘の情報を流して混乱を誘うのだ。

物理パズルにおいても、店員とスパイの間で攻防が繰り広げられそうだ。ハンバーガー用にはさまざまな具材が用意され、置き方によってバランスが変化するほか、種類によっては滑ったり転がったりする。また、具材を凍らせたり、目くらましを発動させたりといったアイテムを購入して使用することもできる模様である。

もしハンバーガー作りに失敗すると、全プレイヤーが参加しての議論が開始。その議論を経て、スパイだと思われる怪しいプレイヤーに投票をして決着をつけることになる。

本作を手がけるuracon氏は、皆で鍋を作る正体隠匿ゲーム『闇鍋人狼』や、ローグライク恋愛シミュレーションゲーム『破局ダイス』などで高い評価を得ている国内インディー開発者。本作『人狼バーガー』は、物理パズルによる賑やかさと推理ゲームの奥深さをあわせ持ち、人狼ゲームが苦手な人でも楽しめるゲームになるそうだ。

『人狼バーガー』は、PC(Steam)向けに2026年配信予定だ。また、9月15日21時〜23時に第1回βテストが実施される予定となっており、参加者の募集が9月8日までおこなわれている。興味のある方は専用フォームから応募しておこう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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