日本田舎オープンワールドレースゲーム『JDM: Rise of the Scorpion』Steam無料配信開始。プロローグ版でいろんな日本感や日本車を満喫

Beep Japanと4Divinityは8月8日、レースゲーム『JDM: Rise of the Scorpion』を配信開始した。価格は無料。本作は、レースゲーム『JDM:ジャパニーズ・ドリフト・マスター』の世界観を体験できるプロローグ版である。

Beep Japanと4Divinityは8月8日、レースゲーム『JDM: Rise of the Scorpion』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)で、価格は無料。本作は、レースゲーム『JDM:ジャパニーズ・ドリフト・マスター』の世界観を体験できるプロローグ版にあたる作品だ。ゲーム内は日本語表示に対応する。

『JDM:ジャパニーズ・ドリフト・マスター』は、ポーランドのゲームスタジオGAMING FACTORYが開発するオープンワールドレースゲームだ。架空の日本を舞台にしたステージが用意され、プレイヤーは一般道でのレースを繰り広げる。


プロローグ版となる『JDM: Rise of the Scorpion』においては、ゲーム内に収録された漫画を通じて、主人公の波佐志波斗吏(はさし はとり)の物語が語られる。「サソリ」のニックネームをもつ彼は、伝統的な家柄の出身であり模範的な学生としても知られる、地域一のドリフトレーサー。彼がプライドと傲慢さをレースに持ち込むなか、さまざまなライバルが待ち受けることとなる。

本作には、日本の田舎をモチーフにしたオープンワールドのマップが用意され、市街地から曲がりくねった山道まで何キロもの道が続いている。エリアによって、たとえばドリフトの腕を磨くために最適なルートなどが存在するという。また、昼夜のサイクルや天候の変化も表現される。ドリフトを駆使してレースを繰り広げ、ライバルたちに立ち向かうのだ。そして所持金を貯めてクルマを改造していこう。また本作においては、ライセンスカーが登場する。ディーラーに行き新車のSUBARUやMAZDAの車を乗り回せ。


『JDM: Rise of the Scorpion』では、ドリフトレースやドリフトバトルなどが楽しめる。本作の目玉のひとつであるキャラクターが絡むストーリーイベントも体験できるようである。山道や森でのレースを舞台として自然豊かなレースが楽しめるわけだ。本作の舞台である日本の景色をちらっと見ることができるだろう。

『JDM: Rise of the Scorpion』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)向けに無料配信中。本編となる『JDM: Japanese Drift Master』は、2024年内に配信予定である。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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