【UPDATE】証言ビデオを検索するゲーム『Her Story』の日本語版が11月18日にPLAYISMで発売決定、Steamでも後日リリース予定

本日開催されたデジゲー博 2016のPLAYISMブースにて、日本語版『Her Story』の発売日が11月18日に決定したことが公表された。価格は598円。まずはPLAYISMにて配信され、Steamでも後日対応予定とのこと。

【UPDATE 2016/11/18 17:15】 PLAYISMにて日本語版『Her Story』の配信が開始された。Steamキーが同梱されるほか、Steam版に日本語のアップデートが後日実施予定とのこと。

【原文 2016/11/13 16:11】 本日開催されたデジゲー博 2016のPLAYISMブースにて、日本語版『Her Story』の発売日が11月18日に決定したことが公表された。価格は598円。まずはPLAYISMにて配信され、Steamでも後日対応予定とのこと。

『Her Story』は2015年6月に配信されたタイトルだ。プレイヤーはとあるデータ端末にアクセスし、ある事件に巻き込まれたと思わしき女性の証言ビデオを調べていく。232本もあるビデオは一覧でリストされておらず、検索窓から関連のあると思わしきキーワードを入力して、お目当ての情報が含まれている映像をヒットさせなければならない。

「検索して映像を見る」という単純なゲームプレイながらも、プレイヤーをゲームの世界に引き込むストーリーテリングが評価され、国内外で高い評価を得ている。開発は『Silent Hill: Shattered Memories』のストーリーを手掛けたSam Barlow氏。氏はすでに『Her Story』のひな形を利用した続編タイトルを開発していることを明らかにしている

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開発が明らかにされるも長いあいだリリース時期が未定となっていた日本語版『Her Story』。今回のデジゲー博ではプレイアブルデモも展示され、検索窓へも日本語が打ち込めるようになっていることが確認された。ようやく極上のストーリーテリングに日本語で触れることができるようになるようだ。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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