キャラクター全員がステルス状態、4人対戦シューター『Invisigun Heroes』のKicstarterキャンペーン開始

ロサンゼルスに拠点を置くゲーム開発スタジオSombr Studioは、見下ろし型の対戦2Dシューティングゲーム『Invisigun Heroes』のKickstarterキャンペーンを開始した。

ロサンゼルスに拠点を置くゲーム開発スタジオSombr Studioは現地時間の1月20日、同スタジオの処女作である『Invisigun Heroes』のKickstarterキャンペーンを開始した。『Invisigun Heroes』は見下ろし型の対戦2Dシューティングゲームだ。最大4人対戦が可能で、最後に生き残ったプレイヤーが勝利する「Survival」や、いわゆる陣取りの「Zone Control」など複数のゲームモードが用意されている。

『Invisigun Heroes』は、一見ありがちな対戦ゲームのようにみえる。しかしなにより特徴的なシステムとして、基本的にプレイヤーは対戦相手どころか自分の操作しているキャラクターも見えないのだ。ではどのようにして、相手を見つけて倒すのか。

自分自身すらも居場所がわからないので、思っていたのと違う場所にいることもあるだろう
自分自身すらも居場所がわからないので、思っていたのと違う場所にいることもあるだろう

『Invisigun Heroes』のマップには、さまざまなオブジェクトが設置されている。プレイヤーはこのオブジェクトを利用して相手の位置を探るのだ。 たとえば、草むらが揺れていればそこに誰かがいることがわかり、透明でも位置を把握する監視カメラの向きから相手の位置を想定することもできる。。むやみに行動せず、ほかのプレイヤーがアイテムを拾いに来ると予測して待ち伏せするのもいいだろう。『Invisigun Heroes』はシンプルなシステムでありながら頭を使わなければ勝てないのだ。

5つの惑星と50種類のマップが用意される予定で、惑星ごとに障害物の傾向があるようだ。ほかにも『Invisigun Heroes』の特徴として、キャラクターはそれぞれ異なる特殊能力を持っているという点がある。レーダーを設置する能力や、高速移動などの戦略幅を広げるような能力などを持つ個性豊かなキャラクターが揃っている。

動画を見る限りでは、積極的に能力を使うプレイスタイルや、待ちに徹するスタイルなど、プレイヤーの個性も勝敗に大きく影響しそうだ。

既にローカル対戦はほぼ完成しているようだがオンライン対戦も開発中だ。こういった対戦ゲームはローカルマルチプレイのみに対応したものが多いので、オンライン対戦の有無は重要な部分だろう。

『Invisigun Heroes』は1ドルからの出資を受け付けており、20ドルからアルファ版の早期アクセスを受け取ることができる。内容は明かされていないが(あえて読めない文字で隠してある)、ストレッチゴールの設定も予定しているようだ。

現時点で計画されている対応プラットフォームはSteam/Windows/Mac/Linuxで、リリースは2016年の終わりごろを予定。2017年には家庭用ゲーム機への移植も検討しているという。

Shun Kurosawa
Shun Kurosawa

得意なジャンルは黙々と練習するゲームですが、基本的になんでもやります。モバイルもアーケードもやりますが、協力プレイは役立たっているのか心配しつつプレイします。

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