ゾンビ世界・集団サバイバル『Into the Dead: Our Darkest Days』さっそく人気上昇中。拠点を壊されながら生き延びる、過酷引越し逃避行

PikPokは4月10日、ゾンビサバイバルゲーム『Into the Dead: Our Darkest Days』の早期アクセス配信を開始。本作はリリース間もなくプレイヤーが続々と集まっている。

デベロッパーのPikPokは4月10日、ゾンビサバイバルゲーム『Into the Dead: Our Darkest Days』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は、さっそく多くのプレイヤーを集め人気となっている。

本作は、モバイル向けに展開されているゾンビアクションゲーム『Into the Dead』シリーズのスピンオフとなるサバイバルゲームだ。1980年のアメリカ・テキサス州の架空の街を舞台とし、ゾンビアポカリプスが発生して外部から隔絶された環境のなか、生き延びるために街からの脱出を目指す。

『Into the Dead: Our Darkest Days』にてプレイヤーは生存者グループを導き、ゾンビが徘徊する危険な世界でサバイバルをおこなう。拠点となるシェルターを確保し、周囲の廃墟を探索して物資を集めることが基本となり、ある時点で新たな拠点となる建物を見つけては移動することを繰り返して、最終的に街から脱出するのだ。

生存者には、特性が異なるさまざまなキャラクターが登場し、2人組としていくつか提示された中から初期キャラクターを選択。操作キャラクターは自由に切り替え可能で、たとえばゾンビの襲撃に備えるバリケード修理に長けたキャラを拠点に残し、攻撃力の高いキャラを探索に出すといったように役割分担させることになるだろう。また、探索時にほかの生存者に出会うと、仲間に引き入れることもできる。

探索するなかでは、貴重な物資や食料を入手でき、それをもとにシェルターをアップグレードしたり、道具や武器をクラフトして生存者たちの装備を充実させたりできる。また、仲間の生存者には空腹度や疲労度などのステータスがあり、それぞれのニーズを満たすように管理しなければならない。

本作は、PC(Steam)向けに本日4月10日に早期アクセス配信が開始。さっそく多くのプレイヤーを集めており、本稿執筆時点で同時接続プレイヤー数は約4200人を記録している(SteamDB)。なかなか好調な滑り出しであり、今後さらに増える可能性もありそうだ。

ユーザーレビューはというと、現時点で約200件のうち78%が好評とする「やや好評」ステータス。拠点の外にはゾンビだけでなく、敵となる生存者もおり、また定期的に拠点の移動が求められる仕組みもあって、ステルスプレイが中心となる緊張感あるゲームプレイなどが好評だ。『This War of Mine』と『State of Decay』を組み合わせたような作品だと評する意見も見られる。

一方で、生存者は死亡したらそれっきりとなるなど難易度が比較的高いことや、いくつかの要素におけるゲームバランスの問題なども指摘されている。本作はまだ早期アクセス配信が開始されたばかりであるため、そうしたフィードバックをもとに改善が進められていくことだろう。

本作では、今後4〜6週間ごとの大型アップデートが計画されており、正式リリースまでは12〜18か月かかる見込み。来月5月には最初の大型アップデートの配信が予定され、拠点にさまざまな影響を及ぼすイベントや、死亡した生存者のゾンビ化要素、新たな投擲武器、ドアの蹴り破りアクション、初期拠点の追加などがおこなわれる。なお、バグ修正などのパッチは随時配信される。

『Into the Dead: Our Darkest Days』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。体験版も配信されている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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