異変探し麻雀ゲーム『異変麻雀』9月27日配信へ。対局中に発生する多彩な“異変”に対応し、永遠に続く麻雀からの脱出を目指す


個人ゲーム開発者のゆたまろ氏は9月19日、麻雀ゲーム『異変麻雀』を9月27日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は500円(税込)。リリースから1週間は10%オフセールが実施される。

本作は、永遠に続く奇妙な麻雀から脱出することを目指す作品だ。対局中に発生することのある“異変”を見逃さないことで、脱出へとつながるという。

『異変麻雀』は、一見すると普通の4人打ち麻雀ゲームのようであるが、対局中には異変が発生することがある。そして異変を発見した際には、適切な行動を取らなければならない。もし間違った行動をしたり、異変を見逃したりすると、一番最初の東1局へと戻されてしまう。異変を見逃さず、正しい行動を繰り返しながら局を進め、オーラスの向こう側を目指すのだ。

発生する可能性のある異変は30種類前後存在する模様。たとえば上のトレイラーでは、プレイヤーが筒子の清一色で聴牌し、他家から筒子が捨てられたり自ら筒子を引いたりした際に、それがあがり牌でなかったとしてもロンやツモの選択肢が出現するという異変が紹介されている。惑わされずに、正しい牌であがることが求められるのだろう。

ほかにも、振聴になっていないかどうかを見極めたり、牌が多かったり少なかったり、あるいは問題のある副露牌や捨て牌が現れたりすることもあるそうで、攻略には麻雀の基本的な知識が必須となりそうである。一方で、対局中に麻雀卓に異常が発生するような異変も存在するようだ。そして異変を見極めて終局までたどり着くと、クリアタイムが表示。RTAでのプレイを意識した仕様だろう。また、すべての異変を発見することができると、何らかのコンプリート報酬が提供される模様である。

開発者のゆたまろ氏は、プログラマーとしてゲーム会社でコンシューマゲーム開発に携わった経験をもつ人物。かつては、日本プロ麻雀連盟に所属するプロ雀士として、雀荘で勤務しながら生活していたこともあるそうだ。同氏は本作について「麻雀版『8番出口』的なゲーム」と表現しており、同作から影響を受けて開発された模様である。

『異変麻雀』は、PC(Steam)向けに9月27日配信予定だ。