極限学園ゲーム『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』、なんて検索すればいいのかわからない悩みがほんのり発生模様。公式は「ハンドラ」推し

Xの検索サジェストに「ハンドラ」と入力すると、「ハンドラ or ハンドレッドライン or 最終防衛学園」という候補が出てくる。

アニプレックスが4月24日にPC(Steam)/Nintendo Switch向けにリリースする『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』。同作の情報やコミュニティ反応を調べる際に一部ユーザーが苦心している様子が垣間見える。略称が人によってまちまちなのも、背景にあるのかもしれない。

『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』は、最終防衛学園に集められた15人の少年少女が100日間の防衛戦を繰り広げる、“極限”と“絶望”のADVである。『ダンガンロンパ』シリーズを手がけた主要開発者が独立して設立したトゥーキョーゲームスと、メディアビジョンが開発を担当する。対応プラットフォームはPC(Steam)およびNintendo Switch。

本作の主人公・澄野拓海は、住居がすべて団地で構成された市街地「東京団地」で暮らす、極普通の高校生だ。彼は家族や幼馴染のカルアと共に、平凡な日常を過ごしていた。しかしある時、東京団地に正体不明の襲撃者が現れる。とあることをきっかけに眠る拓海。彼が目を覚ますと、消えない炎に包まれた最終防衛学園へとやってきていた。特別防衛隊に任命された15人の学生が、正体不明の敵「侵校生(しんこうせい)」から学園を100日間守り抜く、絶望に染められた学園生活が繰り広げられる。

Steamの体験版はレビュー1000件を超え、好評率95%の「圧倒的好評」。発売を前にして勢いに乗る同作であるが、一部のユーザーは悩みを抱えているようだ。本作の情報の検索はちょっと難しいのである。

というのも本作のタイトル名は、『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』。主題と副題に分かれている。一方で、「HUNDRED LINE」と入力するのは煩雑。かといって「ハンドレッドライン」だと勝手に改題したようで失礼な呼び名に見えるので、あまり多くの投稿が見つからない。

というのは筆者の意見なのだが、割と同じ悩みを抱えるユーザーもいるようだ。Xの検索サジェストに「ハンドラ」と入力すると、「ハンドラ or ハンドレッドライン or 最終防衛学園」という候補が出てきて、努力の痕跡が見える。検索サジェストは、多く検索された際に出るので、少なくない人がこのワードで検索しているとみられる。公式情報だけでなく、コミュニティ反応などほかのユーザーの投稿を調べたい場合などに、それぞれのワードで一定数のユーザーが検索をかけているのだろう。

ではどのように検索すればいいのだろうか。アニプレックスの広報担当者に訊いたところ「ハンドラ」が公式な略称であるとの回答を得た。そもそも「ハンドラ」略称でいろいろキャンペーンを展開してきたので、当然ではある。ちなみに、「ハンドラ or ハンドレッドライン or 最終防衛学園」というサジェスト検索は、この担当者も使っているとのこと。一方で、略称は統一させたいようで、「ハンドラと呼んでいただきたいです」とコメントした。

そもそもとして、略称としては「ハンドラ」である程度統一されているようでもある。とはいえ発売前ということもあり、少なくとも検索でのサジェストがバラける程度には、どの呼び名が多いのか迷われている状況もあるようだ。筆者が何か言うのはお節介ながら、改めて『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』は「ハンドラ」と呼ぶようにしよう。そうすれば、複雑なサジェストも出てこなくなるはずだ。

『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』はPC(Steam)およびNintendo Switch向けに4月24日発売予定だ。Steam向けには体験版も配信中である。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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