タピオカティー屋ホラー『タピるお茶屋』やたらと好評。“不気味で変な客”が襲来する、怖いけどゆるいホラー

個人ゲーム開発者のMike Ten氏は4月22日、店舗経営シミュレーションとホラーが融合した『The Boba Teashop(タピるお茶屋)』をリリースした。

個人ゲーム開発者のMike Ten氏は4月22日、店舗経営シミュレーションとホラーが融合した『The Boba Teashop(タピるお茶屋)』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示に対応している。さっそく評価が集まっており、本稿執筆時点では母数は少ないながらも好評率100%となっている。

本作は、女性主人公リサとして夢だったタピオカミルクティーショップを経営・管理する、ホラー要素のある店舗経営シミュレーションゲームだ。はじめはタピオカが入っただけのシンプルなタピオカミルクティーのみからスタートし、お客さんの要望に応える形でメニューを拡充させていく。プレイヤーは店主として自分の店を盛り上げていくべくキビキビと注文に応えて奮闘しつつ、背後に潜む薄暗い“何か”へと徐々に迫っていくことになるようだ。

本作を手がけるのはデベロッパー個人ゲーム開発者のMike Ten氏。同氏は個人ゲーム開発者で、VHS映像のようなレトロスタイルのグラフィックを活用したホラーゲームを制作してきた人物だ。前作の『Home_0』は一種の8番ライクとも言える異常発見型の観察系ホラーゲームで、こちらもVHS映像のようなグラフィックがゲームに漂う不気味な雰囲気を増すのに一役買っていた。今作でもその独特の雰囲気と、怪異の出現、異様な登場人物などに注目したい。

本作は、4月21日にリリースされ、ユーザーレビュー50件のうちすべてが「おすすめ」とする「非常に好評」ステータスを獲得している。母数は少ないながらも、着実に好評が集まっているかたちだ。作者であるMike Ten氏の前作からのファンも見受けられ、不気味な演出や奇怪な人物などの持ち味も健在であるとして好評。安価ながら良質な短編ホラーに仕上がっている点に、評価が集まっているようだ。筆者もプレイしたところタピオカティーショップでの接客やタピオカティーを用意するシミュレーションの部分はシンプルで遊びやすく、シュールなところにも魅力があるホラー作品となっていた。

『The Boba Teashop(タピるお茶屋)』はPC(Steam)向けに配信中。現在は、リリース記念セールで定価10%オフとなる税込522円にて購入可能だ。

Kei Aiuchi
Kei Aiuchi

RPG、パズル、謎解きアドベンチャー、放置系などを遊びます。比較的やりこみ型。特に好きなゲームは『ルーマニア#203』

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