田舎タクシー運転手ホラー『Silent Road』発表。不穏な客を乗せる夜間勤務、恐怖は外にも車内にも
Endflameは12月6日、タクシー運転ホラーゲーム『Silent Road』を発表した。

デベロッパーのEndflameは12月6日、タクシー運転ホラーゲーム『Silent Road』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。
本作は、新人タクシー運転手となり夜勤をこなす作品だ。日本の架空の田舎町が舞台となり、奇妙なお客を乗せることになるという。

『Silent Road』にてプレイヤーは、タクシー運転手として夜の町を走り、地元のお客を運ぶ。舞台となるのは日本の僻地にあるという田舎町で、住宅地から商店街、森を通る道までいくつかの環境が存在。タクシー乗り場が点在しており、そこでお客を乗降させるかたちになるようだ。
本作では、さまざまな人物が乗客として登場し、タクシーに乗せると会話を交わす。ただ、出会うたびに彼らの話は不穏さを増していくという。ある老女は主人公に対し、幽霊の存在を信じているかどうかを問うている。実は舞台となる町は、自殺者が相次いでいる悲劇の土地とのこと。


プレイヤーは、タクシーにて暗く静かな夜の道を走り、その中で何らかの恐怖に直面するという。それはフロントガラスの向こう側で起こることもあれば、タクシーの後部座席で発生することも。公開されたトレイラーでは、白い服を着た女性が森の中をふらふらと歩いている様子を目撃したり、走行中の車の前に突然現れたり、といったシーンが映し出されている。
また、本作では乗客からの“不穏な求め”に応じて、プレイヤーがタクシーを降りて同行することもある。トレイラーでは、若い女性の乗客の後をついて行き、アパートのような場所を歩いていると、女性が必死に走り出す場面が見られる。降車中のゲームプレイはシンプルではあるものの、常に恐怖と隣り合わせの体験になるそうだ。
本作の開発元Endflameは、スペイン・カタルーニャ州に拠点を置くインディースタジオだ。これまでには、和風サイコホラーゲーム『Ikai』や、家族写真パズルゲーム『インスタントメモリー』といった作品を手がけている。デビュー作である『Ikai』に続き、本作『Silent Road』でもまた日本を舞台にするということで、開発元の日本の世界観への思い入れの強さがうかがえる。
『Silent Road』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。
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