音を立てると襲われるホラーゲーム『A Quiet Place: The Road Ahead』10月18日配信へ。映画「クワイエット・プレイス」のゲーム化、超聴力の怪物から息をひそめて生き延びる


パブリッシャーのSaber Interactiveは8月6日、Stormind Gamesが手がけるホラーアドベンチャーゲーム『A Quiet Place: The Road Ahead』を10月17日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S。Steamストアページによると、日本では時差の関係で10月18日配信となるようだ。ゲーム内は日本語表示に対応予定。

本作は、2018年公開のホラー映画「クワイエット・プレイス(A Quiet Place)」をもとに、新たな物語を描くスピンオフ作品だ。


『A Quiet Place: The Road Ahead』の舞台となるのは、地球外からの謎の生命体の侵略を受ける終末後の世界だ。プレイヤーは、この過酷な世界を生きる主人公の女性となり、一人称視点にてその生き様を体験することとなる。彼女は、家族との葛藤を抱え、内なる恐怖とも戦いながら、不気味なほど静かな世界を冒険する。

その謎の生命体は、目が見えない代わりに聴覚が発達しており、音を頼りに人間を狩るという。そのためプレイヤーは、音を立てないように行動することが求められる。今回公開されたトレイラーでは、足元にあるバケツをうっかり蹴ったり、足場が崩れたりして音を立ててしまい、異形の怪物が迫ってくるシーンが確認できる。また、周囲を観察し、そこにある道具を活かして道を切り開くことが求められるとのこと。

 


以前公開されたゲームプレイ映像(以下に掲載)では、主人公は周囲の音の大きさを計測できるガジェットを装備していることが確認できた。普通に歩いている際の足音でも反応し、扉も慎重に開けることが求められるようだ。場面によっては、怪物がすぐ近くに迫ってくることもあるが、相手は目が見えないため懐中電灯で照らして様子を伺うことは可能。ここで音を立ててしまうと襲われることになるのだろう。

また、マップ内ではさまざまなアイテムを入手できるようだ。懐中電灯にはバッテリー残量の表示があるため、電池を探すことにもなるのかもしれない。またゲームプレイ映像では、道中で吸入器を入手して喘息の薬らしきものを吸入するシーンがある。主人公には肺を描いたゲージが確認でき、薬を吸入することでゲージは赤から青に変化している。もしかすると、ゲージが赤になったまま薬を入手できないでいると、咳き込んで音を立ててしまうことになるのかもしれない。


『A Quiet Place: The Road Ahead』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに10月18日に国内配信予定だ。一部ストアではすでに予約受付が開始されており、価格はPC(Steam)版が3480円、PS5版が3960円(共に税込)となっている。