ホラー系スローライフゲーム『Neverway』発表。農業や恋愛をしながら生活、しかし悪夢に蝕まれるバトルありの不穏生活ゲーム

Coldblood Inc.は4月11日、ホラー系人生シミュレーションアクションRPG『Neverway』を発表した。『Celeste』のピクセルアーティストであるPedro Medeiros氏がスタジオを立ち上げて開発を手がけている。

Coldblood Inc.は4月11日、ホラー系人生シミュレーションアクションRPG『Neverway』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内表示は日本語に対応予定だ。

本作は、農業系ライフシムとアクションRPGのふたつの側面をもつタイトルだ。朝・昼・夕方の時間のサイクルがある世界での農業や人々との交流のほか、悪夢の世界を舞台に見下ろし型アクションRPGでのダンジョン探索も繰り広げられるようだ。


本作の主人公となるのは、会社を辞めて移住先で農業を営む新生活を始めた「フィオナ」。人生をやり直すチャンスを得たフィオナだったが、ある夜死神との契約により不死の存在と化してしまう。日々の生活を少しずつむしばんでいく悪夢の世界「ネバーウェイ」を探索しながら、人生の再建を目指すことになる。

全体的に不気味な雰囲気が漂う本作では、農業系ライフシムパートも一筋縄ではいかない。釣りや料理、自宅のデコレーションなどといった農業系ライフシムの基本的な要素に加えて、酔っ払う、友達に嘘をつく、友達以上恋人未満の関係になるなどといったややダークな選択肢も存在する様子。もちろん嘘偽りなく接したりストレートな恋人関係を築いたりすることも可能なようで、どのような選択肢を採るかはプレイヤー次第なのだろう。

10人以上登場する交流可能なキャラクターたちにはそれぞれのストーリーラインが存在し、中には虫のような見た目のキャラクターも。絆を深めると能力の強化やバトルスキルの解放といった報酬を得られる。そして本作のアクションRPGパートはハイテンポなつくりとなっており、バトルスキルの解放は攻略の助けとなってくれることだろう。

本作のフィオナの目的は人生を再建することであり、そのためにはなんらかの“借り”を返さなければならないことが示唆されている。詳しいストーリーラインなどは明かされていないが、本作にはそのミステリアスでダークな雰囲気に見合うだけのシナリオも用意されているとのことだ。

本作を手がけるのはColdblood。共同創設者は『Celeste』のピクセルアーティストであるPedro Medeiros氏であり、同氏は本作の共同ディレクターを務めていることが発表されている。同スタジオにとってのデビュー作であり、ダークな作風が採用された珍しいライフシムの続報にも注目していきたい。

『Neverway』はPC(Steam)向けに開発中だ。

Daijiro Akiyama
Daijiro Akiyama

ゲームをすることと、ゲームの話をしたり聞いたりすることが同じぐらい大好きです。

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