“不穏子供向け番組”ホラー『Amanda the Adventurer 3』11月7日リリースへ。現実侵食キッズアニメの謎に迫る人気シリーズついに完結

DreadXPは10月24日、ホラーゲーム『Amanda the Adventurer 3』を日本時間の11月7日にリリースすると発表した。

パブリッシャーのDreadXPは10月24日、MANGLEDmaw Gamesが手がけるホラーゲーム『Amanda the Adventurer 3』を日本時間の11月7日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

本作は、高評価ホラー『Amanda the Adventurer』シリーズの最新作であり、ストーリーの完結編となる作品だ(関連記事)。本シリーズは3Dの一人称視点で描かれるホラーアドベンチャーで、プレイヤーは主人公ライリーとして奇妙なVHSテープの謎に迫っていく。

『Amanda the Adventurer』シリーズでは、主人公ライリーが発見した奇妙なVHSテープの謎に迫るパズルアドベンチャーが繰り広げられる。第1作目はVHSテープを発見した屋根裏部屋を舞台に、また第2作目ではさらなる調査のために赴いた市立図書館を舞台に、謎解きとそれによって発見したビデオの視聴を繰り返す形で物語が進んでいく。

本作では、進行状況によってビデオ映像にも変化が起こることもあり、子供向け番組とは思えない残酷なシーンが増えていく。また、パズルを失敗すると長い手足を持つクリーチャーが出現し、その瞬間にゲームオーバーになることもある。ビデオにはアマンダが登場する子供番組だけでなく、意味深な実写映像なども映り込んでいることがあり、番組と現実の境界が徐々に曖昧になっていくホラー演出が特徴だ。

第3作目となる本作では、ついに制作会社であるハーメルン社に乗り込み、物語の確信へ迫ることができそうだ。トレーラーでは、廃墟と化したハーメルン施設内に並ぶ多数のブラウン管やビデオテープが確認でき、テレビ番組とは無関係そうな怪しげな機械の立ち並ぶ部屋も見受けられる。ハーメルン社がこの番組を制作することで何をしようとしたのか、またその影響を受けた被害者たちの物語に終止符が打たれるとのこと。

本シリーズの第1~2作目はともに、Steamユーザーレビューにおいて「非常に好評」ステータスを獲得している。また、今年6月に配信された本作の無料体験版も、本稿執筆時点で59件のレビュー中98%が高評価を投じる「非常に好評」ステータスとなっており、ユーザーからの期待が窺える。

なお、現時点で本作の日本語対応は発表されていないが、2作目の『Amanda the Adventurer 2』もリリース当初は日本語非対応であり、のちにローカライズされる言語が増えていく中で日本語対応したという経緯がある。今回も、のちのち日本語ローカライズがなされることを期待したいところだ。

『Amanda the Adventurer 3』はPC(Steam)にて、日本時間の11月7日に配信予定。現在、無料体験版が配信中だ。

Kei Aiuchi
Kei Aiuchi

RPG、パズル、謎解きアドベンチャー、放置系などを遊びます。比較的やりこみ型。特に好きなゲームは『ルーマニア#203』

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