『Helltaker』開発者新作『Awaria』、なんと今夜Steamでリリースへ。トンネル修理ゲーム
Łukasz Piskorz氏は、『Awaria』を現地時間12月16日リリースすると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)。同作のサウンドトラックが日本時間12月17日2時にYouTube上で公開予定で、その後すぐにゲームも配信するという。そのため『Awaria』も日本時間では12月17日2時以降、つまり今日の深夜の配信になりそうである。
『Awaria』は、時間管理型トンネル修理ゲームだ。プレイヤーは、トンネルの修理業者だ。トンネル内の設備の調子がおかしいようで、部品を入れ替えたりして直す。制限時間内に、機械を修理する仕事を進めるのだろう。しかし、やることはシンプルでも、ステージが進むと一筋縄ではいかなくなる。修理する物が多くなって忙しくなったり、火花が散ったり、破片が飛んだり。限られた時間の中で危険と激しさが極まっていく修理業務をこなしていくのだ。
本作を手がけるPiskorz氏は、『Helltaker』の開発者だ。同作は倉庫番から影響を受けたパズルゲームである。主人公は、ある夢を見て一念発起した中年の男。悪魔の女の子でハーレムを作ってイチャイチャするという願いを叶えるため、単身地獄へ降りて奮闘することとなる。マップの最奥にいるヒロインにたどり着くため、決まったターン数以内にマップ内の障害物を排除していくのだ。
何度も蹴飛ばすことで粉砕することができるスケルトンや、踏むと手数が減ってしまうトゲのトラップなど、ほどよく頭を使うパズルが待ち受けている。またヒロインである悪魔の女の子たちとの会話に力を入れていることも特徴。物語パートだけを楽しみたいユーザーのために、パズルのスキップ機能も実装されている。地獄のカリスマであるルシファーなど、アクの強い女の子たちと胸キュンあり、流血ありの交流を楽しむことができる。ハードコアなパズル要素とキャラの魅力、また無料で楽しめるといった要素により、爆発的な人気を呼んだ。陽炎01型氏による世界観を尊重した日本語ローカライズもまた、本作の魅力である。
Piskorz氏は今年11月2日、同氏とチームメンバーが『Awaria』なるタイトルに取り組んでいることを告知していた。シンプルなゲームであるが、『Helltaker』同様、後半には手強いレベルが待ち受けることを示唆している。コンポーザーも『Helltaker』と同様にMittsies氏が担当するようだ。配信形態については明らかになっていないが、Steamストアページのタグに無料プレイとついていることから、『Helltaker』と同様に無料配信されるのかもしれない。いずれにせよ、全貌は今晩(あるいは明日)明らかになるだろう。
『Awaria』は、PC(Steam)向けに日本時間12月17日配信予定だ。