あのご近所さん、怪しくない?隣人の家に不法侵入する新気鋭ホラーゲーム『Hello, Neighbour!』が今月にも本格始動へ

インディーデベロッパーDynamic Pixcelsは、一人称視点ホラーゲーム『Hello, Neighbour!』のKickstarterキャンペーンをスタートすると発表した。

インディーデベロッパーDynamic Pixcelsは、一人称視点ホラーゲーム『Hello, Neighbour!』のKickstarterキャンペーンをスタートすると発表した。目標金額などは不明だが、現地時間の10月12日に始動することが明らかにされている。今年6月にはすでにSteam Greenlightも通過しており、リリースへ向け着実に前進しつつあるようだ。

参考記事: 『Hello, Neighbour!』あのヒゲ男は一体なにをしているのか?AI学習する隣人の家に侵入する一人称視点パズルアクション

ホラーゲームの恐怖対象と言えばゴーストやゾンビが定番だが、本作は「怪しい隣人」をテーマにしたタイトルである。プレイヤーはとある小さな町に引っ越してきた1人の住人だ。荷降ろしを終えると、通りの向かいに住むヒゲオヤジを発見し、家のなかでなぜか木板を打ちつけ扉を封鎖しているのを見つけてしまう。あの扉の先には誰か居るのか、もしかして監禁されているのか。プレイヤーは真相を調べるため、怪しげな隣人の家への不法侵入を敢行することになる。

ゲームの舞台となるのは引っ越したばかりの自分の家と、向かいにある隣人の家、そして間を挟む1本の道路だ。プレイヤーは安全エリアである自分の家から隣人の様子を確認しつつ、目標の封鎖された扉の先へと到達することを目指す。様々なオブジェクトに相互干渉することが可能で、たとえばリンゴを窓に投げて隣人を誘き寄せたり、椅子を投げつけて割ることなどができる。

また本作は優秀なAIが隣人に搭載されているのも特徴の1つだ。AIが搭載された隣人は独自の思考でプレイヤーを追跡するほか、学習能力も備えており、プレイヤーの戦略に対応するカウンターの行動を取るようになるという。ゆえに長期戦になればどんどんとプレイヤー側が不利になる。

『Hello, Neighbor!』のリリース時期はまだ明らかにされていないが、今回のKickstarterキャンペーンのスタートと共に新たな情報が解禁されることに期待したい。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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